人間の嗅覚を刺激する「におい展」が池袋PARCO本館7階特設会場にて2018年1月12日(金)~2018年2月25日(日)の期間で開催される。
「美臭」から「悶絶」まで「におい展」では様々な展示が用意されている。その一部を紹介しよう。
「イリス」は、世界で最も高価といわれる香料だ。地中海産のニオイアヤメの根茎から抽出されるそのにおいは、採油するのに6年から7年もの歳月がかかるとも言われている。
また、「ジャコウ」はかつてジャコウジカから採取されていた香料で、香水の香りを長く持続させる効果があり、香水の素材としてはきわめて重要なものだった。現在はほぼ同一の香気をもつ合成香料で代用されているそうだ。
「シュールストレミング」は、テレビの罰ゲームやYouTubeのチャレンジ動画でもおなじみのスウェーデン生まれの発酵食品。世界一臭い缶詰だ。
「くさや」は、伊豆諸島の特産品。新鮮な魚をくさや液に浸し、天日干ししたもので、中には100年以上のものもあるとか。
以上の4点の他にも、中国、台湾、香港などで実際に食べられている豆腐の加工食品である「臭豆腐」や、非常にくさいにおいを放つと言われているが、実は香水には欠かすことが出来ない成分を持っている意外にいい匂いを放つ「カメムシ」などがある。また「加齢臭」や、「足のにおい」までもが展示されているそうだ。
また物販には、「におい展」のオリジナルTシャツや、「いい香り」がするさまざまな美臭グッズ、さらにイベント限定香水が販売される。自宅に「いい香り」を持ち帰ることも可能だ。
普段中々そのにおいを直接確かめる機会のないもののにおいを実際に嗅いでもらう、今までありそうで無かった嗅覚で楽しむ体験参加型のイベントだ。あなたの嗅覚に直接働きかけてくること間違いなし。ぜひ行って今まで嗅いだことのないにおいを体感してみてはどうだろうか。【ウォーカープラス編集部/井上咲太】
井上咲太