12月22日(金)、宝塚市にカフェ「むさしの森珈琲 宝塚中筋店」がオープンする。これはすかいらーくグループでカフェ事業を展開するニラックス株式会社が運営するもので、関東を中心に16店舗を展開、宝塚中筋店が17店目となる。関西では初めての出店となる。
同店の自慢はふわふわ食感にリコッタチーズとクリームチーズのコクが生きた「むさしの森珈琲特製 ふわっとろパンケーキ(626円)。注文を受けてからメレンゲを泡だてて焼きあげるので、できたては口に入れるとシュワシュワと音を立てながら消えていくようだ。既存店でも人気の高いメニューで、これを目当てに同店に通う人も多いとか。
もちろん、店名にもあるコーヒーもぜひ試してみたい。特にエチオピアモカをはじめとしたスペシャリティ珈琲は厳選した地区で栽培された最高級品の豆を使い、1杯ずつハンドドリップで入れるこだわりよう。コーヒー本来の味と香りをじっくりと堪能できる。
ほかにエッグベネディクトプレートやスーパーフードを使ったまぐろアボカドGOHANをはじめ、パスタやカレーなど本格的な食事メニューも充実。ファミリーレストランを運営するすかいらーくグループならではの品ぞろえで、朝食からお茶、ディナーまで幅広くカバーしてくれる。
居心地のよさも特徴の一つ。ナチュラルテイストの店内にはファミリー向けの席やホテルのラウンジ風、カウンター席などのゾーンに分かれており、目的に応じて使い分けられる。ほとんどの席には電源コンセントが設けられているので、スマホやPCを充電しながら利用でき、ゆっくりとくつろぎたい人にも、ビジネス利用の人にもおすすめだ。タイプの異なる10種類以上の椅子がそろい、その日の気分で選ぶことができるのもうれしい。
ニラックス社マーケティング部の今村仁さんは「誰かを連れてきたくなるようなお店作りに努めています。デートでも、ファミリーでも時間を忘れてくつろいでほしい」と話す。
オープン直後はメニュー数を絞って提供するが、2か月後ごろからは期間限定メニューなども登場、一層充実した内容になる予定。居心地のいいカフェで、くつろぎのひと時を楽しみたい。
【関西ウォーカー編集部/鳴川和代】
鳴川和代