クリスマスの時期に、大阪のミナミを中心に撮影された日本・シンガポール合作映画「FLY ME TO MINAMI - 恋するミナミ -」が、12月23日(土・祝)と24日(日)の二日間限定で、大阪・アメリカ村にある劇場のシネマート心斎橋(大阪市中央区)で上映される。
「FLY ME TO MINAMI - 恋するミナミ -」は、クリスマスから年末にかけてのアメリカ村やなんば、心斎橋など、大阪のミナミを舞台に2組のクリスマスの恋愛を描いたラブストーリー。監督は、北京や香港、韓国、日本などアジア各地を行き来しながら映画制作を続ける中国系マレーシア人のリム・カーワイ監督。また、本作は2013年に開催された「第8回大阪アジアン映画祭」のコンペティション部門に選出。その他、同年に台湾台南国際映画祭に特別招待され、さらに2014年に香港インディペンデント映画祭に特別招待されるなど、国内外で高い評価を得ている。
今回、作品とリンクしたクリスマスという時期に、シネマート心斎橋で初上映されるにあたって、リム監督は「5年前のクリスマスに多国籍のスタッフと役者と一緒にミナミで作った映画が、このクリスマスについにミナミの劇場で上映される。皆さんと一緒に観ることができるのは、とても幸せな巡り合わせ」と喜びを露わにコメント。
映画の上映に合わせて、上映後にはトークイベントも開催され、23日はリム・カーワイ監督と製作総指揮を務めた加藤順彦のほか、フリーライターの田中泰延が登壇。さらに、24日にはシネマート心斎橋支配人の横田陽子ほか、同劇場スタッフの滝澤悠平、野間ユミカ(キネプレラジオガール)が登壇して、作品にちなんで恋愛相談トークを繰り広げる。
上映開始時間は、各日20時から。料金は一般1500円、大学生1000円。また、本作で描かれる2組の国際カップルにちなんで、国際カップルの2人で鑑賞の場合、2200円とお得になる「国際カップル割」(要証明書)も実施される。この機会にクリスマスにぴったりの作品を、舞台となったミナミの劇場で鑑賞してみては?
関西ウォーカー編集部