昭和20年(1945年)創業の京菓子處「鼓月」から、クリスマスを盛り上げる、おもたせにもぴったりの和菓子が、12月25日(月)までの期間限定で登場している。
人気の定番商品「千寿せんべい」がクリスマス仕様に大変身(5枚入税抜1000円)。口ほどけのよい生地にあっさりとしたシュガークリームをはさんだせんべいに、クリスマスをイメージするデザインをプリントした。デザインは「クリスマスツリー」「プレゼントとくつした」「サンタ帽とひいらぎ」「トナカイとベル」の4種類と、文字1種類の計5種類がある。
さらに注目は、クリスマスでおなじみの丸太の形をしたケーキ「ブッシュ・ド・ノエル」を表現した和菓子(税抜1000円)。「ケーキみたいな和菓子を作ってみたい」という気持ちから生まれた一品だ。生地はスポンジではなく、餡。自家製の白小豆と、そぼろ状になった餡を手で巻き上げ、”丸太”を表現した。丸太の上に積もっている“雪”はかるかん、飾りのブーツや“ベル”“ヒイラギ”は、餡に小麦粉と餅粉を加えたこなしで作り、ひとつひとつ職人が手作業で型を抜いている。ちなみに、このブッシュ・ド・ノエルは動物性油脂を含んでいないため、健康を気にする人にも喜ばれそう。パッケージデザインは クリスマスの楽しく華やかな雰囲気をイメージした。
また、「上生菓子」もかわいらしくなって登場(5個入1600円)。熟練した職人の感性と技が作り出す、季節限定の上生菓子だ。種類は外郎製の“ベル”、こなし製の“サンタ”、金団製の“ツリー”、雪平製の“スノー”、上用製の“トナカイ”が揃う。
視覚と味覚で味わうクリスマス和菓子は、家族や友人と集まるシーンを盛り上げるはず。今年は和菓子で楽しむクリスマスはいかが?
セキノユリカ