2026年1月14日、デニーズから、いまだかつて見たことがない新発想の超ユニークパフェが登場した!その名も「まっぷたつ?パフェ」。正面から見ると華やかなパフェなのに、横から見るとグラスも中身も“まっぷたつ”‼写真映えと食べきりやすさを両立させた、注目の新商品だ。この衝撃的なビジュアルの裏には、量を約半分にすることで食品ロス削減を目指したいという、開発者の熱い想いがあった。
一見いつものパフェなのに、横から見ると“半分”という新発想
「まっぷたつ?パフェ」は、正面から見れば従来のデニーズのパフェと変わらないビジュアルが特徴だ。いちごやクリームを美しく重ねた華やかさはそのままに、横から見るとグラス自体が縦に半分の形状になっており、内容量も通常の約1/2に抑えられている。
SNSでは、パフェの写真は正面から撮影されることがほとんど。その点に着目し、“映え”を損なわずに量を減らすというアイデアが形になった一品。写真を撮って満足するだけでなく、最後までおいしく食べきれることを前提にした設計だ。
開発の背景にあった「映え」と「食べ残し」のギャップ
この商品が生まれた背景には、近年の外食トレンドがある。デニーズの調査では、「映える写真のために料理やデザートを注文したことがある」と答えた人は54%。そのうち約3人に1人が「食べきれずに残してしまった経験がある」と回答した。
開発担当者の話では、「映えるパフェが増える一方で、残してしまう人が一定数いることが判明。デニーズとしては、“いちごとパフェのおいしさを最後まで楽しんでもらいたい”という想いが強く、あえて量を減らすという選択をした」とのこと。“たくさん盛る”のではなく、“ちょうどよく楽しめる量”へ。そこに、これからのデザートのあり方を見据えた意図がある。
職人技が支える「まっぷたつ?グラス」にも注目
この超個性的なパフェを実現させる鍵となったのが、専用に開発された「まっぷたつ?グラス」だ。正面からは通常のパフェグラスに見えながら、横から見ると半分の形状という特殊仕様のため、量産は困難だったという。
最終的に、東京・中野のガラス工房の職人と協力し、吹きガラスの技法によって1点ずつ製作。映えを保ちながら食品ロスを減らすという今回のコンセプトを、器の段階から体現している。
このグラスのおかげで、あまおうの粒の大きさや、クリームとフルーツが織りなす美しい層構造=「萌え断」が、かつてないほどダイレクトに楽しめるようになった。
猛暑の影響などにより、近年はいちごの価格も高騰している。断面が見える構造の「まっぷたつ?パフェ」は、あまおうの粒の大きさや赤み、クリームとの層が視覚的に際立ち、素材そのものの魅力がよりダイレクトに伝わるのも特徴だ。“映えるのに、残さない”。そんな新しい価値観を提示するデニーズの挑戦は、2026年のいちごスイーツシーンを象徴する存在になりそうだ。
取材・文=水島彩恵
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