夫の両親と同じ敷地内で暮らす「敷地内同居」。まむとゆんず(
@mamu_yunzu
)夫婦にとって、それは義母による「毎日の襲来」との戦いを意味していた。会わずに生活することも可能な距離感でありながら、義母は孫に会いたさのあまり連日のように現れる。
出産翌日の早朝6時半からチャイムを鳴らされる過酷な環境。そんな日々の中でまむが導き出した生存戦略が、「ゴリラ理論」だ。良い嫁の皮を脱ぎ捨て、遠慮のない相手にはこちらも本音でぶつかり合う。たくましく進化を遂げた嫁と、パワフルすぎる義母の攻防を描いたエピソード『フォトスタジオ』を紹介する。
「家族3人」の計画が崩壊。義母の驚異的なフットワーク
娘のハーフバースデーを祝うため、フォトスタジオでの撮影を予約した日。まむは「今日は外出するから義母の襲来を心配しなくていい」と、いつになく晴れやかな気分でいた。しかし、その目論見は朝一番のチャイムで崩れ去る。
「キッシュ一緒に作ってみる?」と誘いに来た義母に、撮影の予定があることを伝えると、返ってきたのは「じゃあ、私も急いで準備してくるから待っててね!」という予想外の言葉だった。会話の違和感を反芻する間もなく、義母は当然のようにスタジオまでついてくることになったのだ。
スタジオのスタッフより熱い!体を張って孫の笑顔を引き出す執念
フォトスタジオに到着するやいなや、義母は誰よりも張り切った。まむが動画を撮影しようとするとその前に立ちはだかり、孫の視線を集めるために全力で体を張る。その姿は、スタジオのプロスタッフさえも凌駕する熱量であった。
「娘は義母が大好きなので、その姿を見て笑っていました。絵面がシュールで、私もちょっと笑ってしまいました」とまむは振り返る。プライベートな家族イベントに割り込まれたストレスはありつつも、義母の「孫愛」がもたらした笑いと、娘の満面の笑みを否定することはできなかった。
湯水のようにお金が消える?フォトスタジオの魔力と「その後」の物語
義母の熱演のおかげか、撮影された写真はどれも素晴らしい仕上がりだった。「どのデータも欲しくて、湯水のようにお金を使った記憶があります」と語る通り、キーホルダーやマグネットなどのグッズまで購入してしまう「フォトスタジオあるある」の罠にしっかりとはまったという。
現在、まむはブログ「
まむの巣
」やInstagram(
@mamu.0801
)で、この強烈な義母や義姉も登場する続編を連載中だ。敷地内同居という逃げ場のない環境を、いかにして笑い飛ばし、自分たちの生活を守っていくのか。そのたくましい歩みは、同じ悩みを持つ多くの読者に勇気(と笑い)を与えている。
取材協力:まむとゆんず(@mamu_yunzu)
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