ハンバーガーチェーンの「ロッテリア」が3月4日からリニューアル発売した「エビバーガー」(単品290円)が、すでに品薄状態になり、8日から一部店舗で個数限定販売になっている。発売日から4日間に実施した割引サービス「エビとも割」の影響で来店者の約9割がエビバーガーを食べ、タルタルソースの供給が追いつかなくなったのだ。現在、生産調整を行っており、4月1日(木)から通常販売に戻れる予定だという。
「エビバーガー」は“ロッテリア史上最高”と銘打ち、エビを従来のバナメイ種から大ぶりのブラックタイガー種に変更してリニューアル。今回、供給が追いつかなくなった“タルタルソース”はおいしさを追求し、ソースのベースに店舗でカットした玉ねぎや特製マヨネーズを合わせるという“ひと手間”をかけている。そこに、エビバーガーを1個注文すると、同伴者4人までエビバーガーが無料になる「エビとも割」の大反響が加わり、今回の品薄状態となった。
「来店者の10人に9人はエビバーガーを食べていただいていました。割引を実施した4日間のエビバーガーの売上げも、全体の約30%を占めるという高い数字です」と、同社広報。この売上げ状況はエビとも割が終了した昨日でも変わっていないという。
ロッテリアは昨夏の新商品「絶妙バーガー」販売時にも、おいしくなければ代金全額を返金するというキャンペーンを実施し、話題を呼んだ。今回の「エビとも割」はそれを上回る反響となった。【東京ウォーカー】