双子のキキとララがキャラクターになった、サンリオ「リトルツインスターズ」グッズが人気を集めている。キデイランド原宿店では、同グッズを集めた特設コーナーを店頭に置いたところ、売り上げが前年比7.8倍の伸びを記録したという。
通称“キキララ”と呼ばれる同キャラクターは、“ゆめ星雲おもいやり星”出身の双子の姉弟キキとララ。1975年に第1号のグッズ「ソックス型パース」(当時250円)が発売されて以来、35年間愛されている人気キャラクターだ。
人気の商品は、「コスメポーチ」(1480円)や「パスケース付コインケース」(1200円)などの小物のほか、「保冷ミニタイトランチBOX」(1100円)や「ランチバッグ トート型」(1250円)といったランチグッズなど。現在取り扱うアイテム数は、同キャラクターだけで約240アイテム。アイテム数も、昨年より5倍ほどに増えているという。
人気の秘密は、なんといっても“優しい色づかい”。愛らしいキャラクターだけでなく、淡いピンクやブルーをメインに使用したことで、子供っぽすぎず、大人でも使いやすい商品になった。「キデイランド原宿店」では、キャラクター好きな子供のほか、大人の購入者も目立っているという。中には、話題の“森ガール”の姿も見られる。
「森にいそうな女の子」をテーマとする森ガールを自覚する20代女性は、「かわいいし、キャラクターに癒されるので、小学生の頃から大好きです」とリトルツインスターズのファンの1人。「グッズの色づかいが淡いので、持っていてもあまり恥ずかしくないところも魅力」と話していた。
また、不況の影響からか、弁当箱や水筒などのランチグッズも人気を集めている。購買層は、エコに関心のある女性たち。「かわいくてエコなので、使っていても楽しい気持ちになると思う」(20代女性)と話すなど、“かわいい+α”の面で注目を集めた。
リラックマや東京ディズニーリゾートのダッフィーなど、大人が次々にハマるキャラクターたち。懐かしさも相まって、ブームはまだまだ続きそうだ。【東京ウォーカー】