おみやげに!贈り物に!自分にも!福岡のおいしい明太子5選

九州ウォーカー

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ダシが効いたピリッと旨い明太子が自慢「椒房庵」


茅乃舎のだしシリーズをはじめ、くばらの「キャベツのうまたれ」など、多くの人気商品を取り扱う久原本家グループ。そのなかでも、辛子明太子をはじめ、もつ鍋や水炊きなど、博多ならではの美食を味わえるブランドが「椒房庵(しょぼうあん)」だ。明治26年(1893年)に醤油蔵として出発し、“モノ言わぬモノに、モノ言わすモノ作り”の信念のもと、お客に寄り添った人気商品が続々と誕生している。

発売以来支持され続けてきた基本の味「無着色 からしめんたいこ 中辛」(400g/5400円)


椒房庵の1番人気は基本の味「無着色 からしめんたいこ 中辛」(240g3240円)。ダシが効いたピリッと旨い明太子は全国の多くのファンに愛され続けている。

明太子には濃厚な旨味を持つ北海道産の卵のみを使用。昆布ダシや、風味・旨味・辛味のバランスがとれた唐辛子、自社醸造の醤油を混ぜた特製の辛子ダレにじっくり漬け込み、味が染み込んだタイミングで一度引き上げることで、ただ辛いだけでなく、卵本来の旨味が感じられる味わいに仕上げている。

【写真を見る】ちょっとした贈り物にも喜ばれる「こばこシリーズ」全11種(各360円)


最近、特に注目を集めているのが、お手頃価格と趣向を凝らしたバリエーションの豊かさが魅力の「こばこシリーズ」(360円)。ほぐしめんたい5種類「中辛」「ゆず」「昆布漬」「七味」「辛口」と、珍味6種類「イカめんたいこ」「イカうに」「イカゆず麹漬」「イカ昆布めんたいこ」「粒子めんたいこ」「数の子明太子」の全11種類がラインナップ。

それぞれ素材にこだわり、特に女性に人気の「ほぐしからしめんたいこ ゆず」は、柚子がしっかりと香り、素材感抜群のイカや数の子と明太子とのコラボもたまらない。近所の人や職場の人へ“ほんの気持ち”の贈り物としても最適だ。

全種類の明太子がそろい、量り売りも行っている


店内には、「茅乃舎だし」や調味料、バームクーヘンまで、多種多様な商品が並ぶ


「久原本家 総本店」(福岡県糟屋郡)には、「茅乃舎(かやのや)だし」をはじめとした茅乃舎ブランドの商品や、くばらの「キャベツのうまたれ」や「あごだしつゆ」など、久原本家グループの人気商品も並ぶ。また、福岡ならではの「椒房庵もつ鍋セット(2~3人前)」(3780円)や「ごはん家椒房庵 玉子焼きの素」(378円)など、自宅で本格的な味を堪能できる商品もそろう。ファンも多く、休日はあっという間に人々でにぎわう同店。ダシの試飲や野菜の販売などもあり、訪れるだけでも楽しめる。

醤油蔵として創業し、120年以上の歴史を誇る久原本家グループの「久原本家 総本店」


椒房庵をはじめとする商品は「久原本家 総本店」の他、「福岡天神岩田屋店」や「博多駅デイトス店」などの店舗や、ホームページからも購入可能。福岡を代表する絶品明太子を味わおう。

[久原本家 総本店]福岡県糟屋郡久山町大字久原2527 / 092-976-3408 / 10:00~18:00 / 無休(※1/1、2は休み)

進化を続ける明太子の老舗「味の明太子ふくや 中洲本店」


昭和23年創業、日本で初めて明太子をつくり、売り出した「味の明太子ふくや」。創業者の川原俊夫・千鶴子夫妻の創意工夫のもと生み出された明太子は、今や、博多の名物だ。こだわり抜いた素材を使い、進化を続けながらも“いつものおいしさ”を守り続けている。

「味の明太子レギュラー(120g/1080円~)は、しっかりとした粒感と、旨味のある辛さが特徴


創業者の川原俊夫・千鶴子夫妻の創意工夫のもと生み出された明太子は、今や、博多の名物


独自の調味液に漬け込んだ「味の明太子レギュラー」(120g/1080円~)は、同店のロングセラー。しっかりとした粒感と、旨味のある辛さが、白いごはんをご馳走にしてくれる。

「缶めんたいこ 油漬け」(756円)は、しっとりとした口あたりに、ぷちぷちとした食感


最近、特に注目を集めているのが缶シリーズ。「缶めんたいこ 油漬け」(756円)は、“保存を気にせずに長く明太子を楽しみたい”という声から生まれた。

上質でクセのない綿実油を加えることで、缶でも明太子の旨味を閉じ込めることに成功。しっとりとした口あたりに、ぷちぷちとした食感、香ばしさが食欲をそそる。そのままごはんにのせても、料理のアレンジに加えても使いやすい一品だ。

大人気「めんツナかんかん食べ比べ3缶セット」(1000円)


また、ユニークなパッケージの「めんツナかんかん食べ比べ3缶セット」(1000円)や、海外からの観光客に人気の「tubu tube(ツブチューブ)」(ツブチューブミックス各540円、ツブチューブ各864円)などもおすすめ。

海外観光客に人気!「tubu tube(ツブチューブ)」(ツブチューブミックス各540円、ツブチューブ各864円)


さらに店内には、明太子だけでなく、「あえもの三昧明太子」(756円)や「明太子のり」(648円)、「からしたかな」(560円)や「長浜ラーメン」(1080円)まで、さまざまな商品が並び、見ているだけでも楽しい。みやげの種類が豊富とあって、日本人観光客に加え、海外の観光客も多い。

取り扱う商品は明太子だけでなく、多彩なラインナップ


中洲川端駅からすぐの「味のめんたいこふくや中洲本店」


本店は、中洲川端駅から徒歩5分。創業者の川原俊夫・千鶴子夫妻のサクセスストーリーは、苦労を交えながらも、楽しく前向きな姿がドラマや舞台になるなど、福岡の地で親しまれている。現在は、5代目の社長が通販事業に特に力を入れていて、贈答品はもちろん、日常的に食べられる商品が注目されている。

積み重ねてきた実績に満足せず、さらなる進化を続ける「味の明太子ふくや」。どんな商品を生み出していくのか、今後も楽しみだ。

[味の明太子ふくや 中洲本店]福岡県福岡市博多区中洲2-6-10 / 092-261-2981 / 8:30~24:00、日曜・祝日9:00~19:00 / 無休

やまやが手がける新ブランドに注目!「博多 五口福」


名だたるメーカーがしのぎを削る明太子の激戦区・福岡で、最近注目を集めているのが「博多 五口福(ごこふく)」。それもそのはず、同店は、明太子の有名メーカー“やまや”が手がける岩田屋のプライベートブランドだ。

明太子の激戦区・福岡で、最近注目を集めているのが「博多 五口福」。明太子は丁寧に漬け込み、奥深い味わい


スケトウダラの成魚の原卵を厳選し、全国から選りすぐりの素材を使用。薩摩のカツオ節や日高の昆布、長崎のトビウオと、灘の名水・宮水で仕込んだ純米大吟醸を使い、フルーティな香りと上品な味わいに仕上げている。「切子 五口福明太一味」(100g/648円)や「切子 五口福明太七味」(100g/648円)、「五口福重ね漬け明太(一味)」(100g/1296円)など、明太子の辛子は、漬け方に合わせて、七味と一味から選べるのもうれしい。

人気は「五口福ごのみ」(各324円)


定番は、小箱の「五口福ごのみ」(各324円)シリーズ。なかでも「めんたいバター」は、パンやパスタと相性抜群で人気の味だ。また、フルーティな香りで女性に人気の「ゆずめんたい」や、エビがごろっと入っていて、ディップにしてもおいしい「エビマヨめんたい」など、全部で10種類をそろえる。

人気の小箱「五口福ごのみ」は全部で10種類


創業当時から継ぎ足し続けてきた匠のタレに漬け込み、168時間熟成させた「やまや」の明太子。同店では、伝統の味を受け継ぎつつ、独自のブランドとして進化している。“旨味・おいしさとは何か”を追求し、たどりついたのはダシ。北は北海道から南は鹿児島まで、日本各地の素材を探し、試食を重ね、「五口福だし」が誕生した。

贈答品も豊富。「五口福ごのみ」との組み合わせセットもある


店名の「五口福」は、江戸時代より「呉服」に「五福」という字をあてて縁起を担いだことにちなんで、日本の和の心と5つのおいしさを届ける意味を込めて名付けられた。同店では、伝統的な和の意匠を伝えていきたいという思いがあり、包装は博多織と真田紐をモチーフにしている。

岩田屋本店 本館地下1階に店を構える


和を感じる美しい包装と、こだわりの明太子は、おみやげにも贈りものにもぴったり。店舗では試食もあるので、お気に入りの味を見つけて、大切な人に買って行こう。

[博多 五口福]福岡県福岡市中央区天神2-5-35 岩田屋本店 本館地下1F / 092-721-1111 / 10:00~20:00 / 不定休

二度漬けの発酵、熟成の旨味!原点はごはんに合う明太子「味のめんたい福太郎」


「味のめんたい福太郎」の明太子の魅力は、“粒立ち”。1年に一度、産卵期を迎えた時期に粒立ちがよくなるスケトウダラの卵のなかから、栄養も旨味も抜群なものだけを厳選する。その卵を福太郎独自の調味液に浸して、熟成させることをニ度繰り返す“二度漬け”を行うことで、調味液をさらに浸透させ、ふっくらと仕上げている。

“ごはんに合う”という原点を追求した福太郎の明太子


明太子は、じっくりと引き出された旨味がごはんに合うと定評があり、定番の「味のめんたい福太郎 好味(こうみ)」(100g1080円~)をはじめ、幅広い世代に家庭でも楽しんでもらおうと、瓶やチューブ入りの「THE MENTAI」シリーズを展開。「THE MENTAI」の味は、「中辛」(60g570円)や「いか」(70g570円)、「バジル」(70g570円)、「チーズ」(70g570円)など12種類がそろう。

人気は全国区!博多みやげの定番「めんべい」


また、今や贈られる側から指名があるほど全国で人気の「辛子めんたい風味 めんべい」も見逃せない。明太子やタコ、イカなど魚介の旨味が凝縮されたせんべいは、バリッと香ばしい食感が特徴。なによりも味を最優先に据えた商品だけあって、明太子と魚介の風味がしっかり生きたクセになる一品だ。

「めんべい プレーン」(2枚入×8袋 480円)をはじめ、「めんべい ねぎ」(2枚入×8袋 540円)や「めんべい 辛口」(2枚入×8袋 540円)など6種類と充実のラインナップ。期間限定やご当地限定の味もあるので、チェックしておこう。

カフェ併設のオシャレな店内


「味のめんたい福太郎 本社売店」(福岡市南区)では、贈答用の明太子をはじめ、家庭用やちょっとしたおみやげや、本社売店ならではのお徳用めんべい、みやげ用ラーメン、ダシなどさまざまな商品がそろう。また、カフェスペースを併設しているので、福太郎の明太子の魅力に触れつつ、ゆっくり過ごすことができる。

「福太郎のめんたいボウル」(540円)


カフェでは、明太子を試食しながら福太郎の魅力を感じることができる他、ランチとしても利用可能。「福太郎のめんたいボウル」(540円)は、ごはんや味噌汁、小鉢、おいしい卵、香の物、本日の明太子&和え物めんたい(おかわり自由)のセットで、ふっくら炊き上げた白飯と明太子を一緒に味わえる。ごはんのおかわりが1杯目無料なのもうれしい。

アフターデザートは100円から、アフタードリンクは150円から楽しめ、「デザートのめんべいバニラ」(180円)は、めんべいとバニラビーンズたっぷりのバニラアイスが合わさり、絶妙な味わいだ。

工場見学の際にいただける試食セット。※写真はめんたい工場の試食


工場見学後、試食もできるカフェ


隣接する工場では、事前予約をすると工場見学も可能。工場見学は「福太郎本社めんたい工場」の他、福岡県田川郡の「添田町めんべい工場」でも行われている。(※電話は「福太郎本社めんたい工場」092-473-2086、「添田町めんべい工場」0947-31-4040。※詳しくはHP参照)

海の中をイメージした会場を見学することも


素材や製法、そして味にこだわり抜いた福太郎の一品の数々は、おみやげや贈り物にハズレなし。これからの時期にも重宝しそうだ。

[味のめんたい福太郎 本社売店]福岡県福岡市南区五十川1-1-1 / 092-413-4455 / 9:00~18:00、カフェ10:00~16:00(LO) / 元日休み

工場隣接の出来たて明太子&量り売りが人気!「かねふく」 工場直売店


工場直売店ならではの「量り売り」が人気


スケトウダラの卵の調達、塩漬け、そして明太子への加工まで一貫して自社で行なっている「かねふく」は業界でも大きなシェアを誇る。原卵ひと腹ひと腹の熟度、弾力性、ツヤ、身締りを、職人が自らの目と手で確認しながら、漬け込み時間を見極め、熟成。手間ひまをかけることで、「かねふく」自慢の最高の”粒立ち”をもつ明太子は生み出される。

工場からすぐに届いた出来たての明太子がそろう


そんな「かねふく」の工場直売店では「量り売り」が人気。工場直送の出来たてを持ち帰り限定で購入できる「辛子明太子(上切)」(100g360円)は、フレッシュな上、通常価格より100g100円ほどお得となっている。※量り売りのまとめ買いは前日までに電話予約が必要。詳細は店舗まで。なんといっても出来たての明太子は格別で、通常手元に届く際は1度冷凍されていることが多い中、1度も冷凍してないものを食べられるのは珍しい。このフレッシュな美味しさを求め、工場直売店に通う常連客も多い。種類が豊富なのも嬉しい。

「生めんたいマヨネーズタイプ」(200g540円)


また、同店では明太子を使った加工品にも力を入れており、今おすすめなのが「生めんたいマヨネーズタイプ」(100g540円)。生の明太子をたっぷり使用した贅沢な味に仕上がっており、パンにかけたり、魚などのオーブン焼きに使ったりと、ピリッとした生明太子の辛味と旨味が料理にアクセントを加えてくれる。他にも「めんたいソースドレッシング(ごま、オニオン・各540円)」、「お料理めんたい つぶちゃん(明太子)」(540円)などもある。

明太子を使ったさまざまな商品が並ぶ店内


量り売りはもちろん、贈答用の明太子、「手羽めんたい」のような直売店ならではの商品もそろう。週末限定特売や自家製徳用切子(300g1,840円)などもおすすめ。贈答用には、「無着色ふとっぱら辛子明太子〔熟成調味たれ入り〕〔一本物〕700g(350g3~4本×2袋)」(4,980円)が人気。スタッフも笑顔で迎えてくれる。

もともとは工場で働く人のためのお店だった「かねふく工場直売店」


この工場直売店も、もともとは工場で働く人のためだったが、一般のお客さんにも出来たてを提供したいという思いから生まれた。他にも、外食産業店舗を展開したり、辛子明太子を利用した食品、お菓子、サプリメントの開発、日本の明太子を世界の明太子へするための海外進出、明太子のテーマパークである、めんたいパーク事業の展開等、辛子明太子の可能性に挑戦し続けている。今後も「かねふく」の進化に注目だ。

[かねふく 工場直売店]福岡県福岡市東区東浜1-5 / 092-631-3090 / 10:00~18:00 / 日曜休み(お中元・お歳暮時期は日曜日も営業)

九州ウォーカー編集部

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