タルト×ほうじ茶の意外な組み合わせが話題! 老舗茶屋の名物スイーツに舌つづみ

九州ウォーカー

海外からの観光客にも人気がある「田頭茶舗」は、西日本エリアを中心に展開している“お茶”に特化したカフェ。中でもイムズの地下にある「田頭茶舗 イムズ店」は、抹茶やほうじ茶にこだわったメニューを数多く扱っている。

豊富な“お茶”で魅せる老舗の茶処


日本茶、抹茶、ほうじ茶を使ったドリンクが堪能できる「田頭茶舗 イムズ店」は、創業86年を誇る老舗茶屋が営む甘味処。とりわけ抹茶とほうじ茶の人気が高い。抹茶は、オーダーを受けてから一杯ずつ茶筅でたてるため、香りや味わいなどが増す。一方のほうじ茶は、店内で煮詰めた香りの高い茶葉を使用する。ドリンク以外にも、専任のパティシエが作る「竹炭ロールケーキ」や「チーズケーキ」などのスイーツ、「老舗茶屋のお茶漬け」(626円~)や「茶蕎麦」(820円)の軽食類も評判。

和のテイストを感じられる店内。国内外から“お茶メニュー”を求め、多くの人がやってくる


テイクアウトが可能なドリンクとスイーツを扱っている


他では味わえないほうじ茶メニューの数々


ほうじ茶を使った変わり種メニューが豊富にそろう。注目したいのは、タルト生地に竹炭を使用した「ほうじ茶チーズケーキ」(572円)。+205円で煎茶、+378円で抹茶類のドリンクをセットにできる。また、期間限定の「ほうじ茶チャイ」(518円)は、棒ほうじ茶をベースに5種のスパイスを煮詰めた一杯。ケーキと一緒に味わおう!

「ほうじ茶チーズケーキ」(572円)。アイスクリームをはじめ、数種のフルーツが添えられる(季節により内容は変更)


「ほうじ茶チャイ」(518円)。しょうがやシナモンなどのスパイスを効かせたドリンク。冷えた体が心から温まる


濃厚なソフトクリーム使った絶品パフェも!


パフェを筆頭にソフトクリームを使った絶品スイーツが自慢。特に「ほうじ茶パフェあずきわらび白玉」(950円)は、竹炭入りのスポンジケーキ、アイスや最中など約10種の食材をトッピングした贅沢なメニューだ。また石臼で挽いた高級な一番棒ほうじ茶が主役の「濃厚ソフトほうじ茶ソフトクリーム」(432円)も、安定して人気がある。

【写真を見る】石臼で挽いたほうじ茶の茶葉をソフトクリームなどに使うことで、香ばしい匂いがより際立つ


シンプルなほうじ茶ソフトクリームは、ほうじ茶の香ばしさを感じられる逸品。あずき白玉やわらびを使ったメニューもある


香りと甘みが感じられるほうじ茶の茶葉を使う


深むしと浅むし茎茶を秘伝の割合で配合し、強火で炒って料理に使用する。香りと甘みが強いうえにカフェインが少ないのも特徴の一つで、熱湯に茶葉を入れて煮込むと完成。なお、ドリンクやケーキなどに使う茶葉やパウダーは店頭購入が可能。種類も豊富で日本茶はもちろん、国産有機紅茶やこぶ茶などをラインナップしている。

工場直送される鮮度の高いほうじ茶をふんだんに使用する


ほうじ茶の茶葉を熱湯で煮込むと、香ばしさと風味がアップする


煮込んだ湯をこすことで、不純物を排除。濃度の高いほうじ茶が完成する


【九州ウォーカー編集部/文=川合知也(シーアール)、撮影=菅 祐介】

川合知也

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