2017年11月、福岡空港内にオープンした「ラーメン滑走路」(福岡市博多区)。全10店舗が軒を連ねる中、唯一の和喫茶「茶寮 伊藤園」が話題となっている。お茶を使ったメニューが多く、食事の後の休憩所として利用する人も多い。
国内2店舗目となる空港内の和カフェ
同店は、「お~いお茶」で有名な伊藤園が展開する和カフェ。羽田空港に続き2号店となる店舖で、福岡空港内の「ラーメン滑走路」に軒を連ねる。メニューは、こだわりのお茶からソフトクリーム、抹茶やほうじ茶を使用したクリーミーラテまで、多彩にラインナップ。中でも3、4年前から全国に先駆けて開発したほうじ茶のラテと和スイーツのメニューは必食。ほかにも、八女産の抹茶や煎茶などをみやげ用に販売する。
トッピング盛りだくさんで満足確実なスイーツ
ほうじ茶パフェ(700円)は、炒った玄米がのるほうじ茶のソフトクリーム、あんこ、白玉、コーヒーゼリーなどが入るボリューミーな一品。お茶会などで採用される薄抹茶“霧の音”をふんだん入れた抹茶のバームクーヘンがポイント。旨味が強いとされる一番茶の茎を使った会席ほうじ茶(200円)と一緒に楽しもう!
ソフトクリームを使った和スイーツ2種が人気
茹であずきと白玉を使う抹茶白玉あずきソフトクリーム、ほうじ茶白玉あずきソフトクリーム(各480円)は、甘さ控えめなので、あんこが苦手な人でも食べやすい。なお、抹茶とほうじ茶のソフトクリームの両方を楽しめるミックス(480円)も好評。
3種の福岡空港限定をはじめ、こだわり満載のお茶たち
お茶は福岡・八女茶、佐賀・嬉野茶、鹿児島・一番茶めがみの福岡空港限定の3種をはじめ、玄米茶、ほうじ茶(すべて200円)など約5種を味わえる。専用の茶釜と急須を使って一杯ずつ丁寧に入れるため、茶葉の新鮮な風味を存分に感じられる。
[茶寮 伊藤園 ラーメン滑走路店]福岡市博多区下臼井767-1 福岡空港国内線ターミナルビル3F / 092-624-6066 / 10:00~21:45(LO21:00) / 休みなし / 6席(禁煙)
【九州ウォーカー編集部/文=川合知也(シーアール)、撮影=菅 祐介】
川合知也