ユニ・チャームは、女性の生理に関する意識と実態について女性1万人に調査を実施した。その調査結果から“恋愛”傾向を見ると、「彼氏がいる」と答えた人は、ナプキン派の31.7%に対して、タンポン派は51.3%と、2割近く差があることが判明。ナプキン派とタンポン派の恋愛への積極性に差があることが明らかになった。
まず、アンケートでは「自分が“肉食系女子”だと思うか、“草食系女子”だと思うか」と質問。ナプキン派の多数(62.2%)が自分は“草食系女子”と回答し、一方でタンポン派の多数(58.7%)が自分は“肉食系女子”と回答した。
具体的な事例として、生活の中で「仕事・恋愛」を重視しているか聞いたところ、「仕事を重視」と答えたタンポン派は34.9%、ナプキン派は26.7%、「恋愛を重視」と答えたタンポン派は23.6%、ナプキン派は17.9%と、どちらもタンポン派が5%以上高く、“肉食系女子”を自負するだけの生活ぶりがうかがえる結果となった。
また、タンポン派とナプキン派には、恋愛傾向に明らかな差が。「異性からはチヤホヤされるのが普通だ」と考えるタンポン派は26.5%、ナプキン派は10.6%、「彼氏が途切れたことがない」タンポン派は19.6%、ナプキン派は7.0%、「狙った異性は必ず落としてきた」タンポン派は21.8%、ナプキン派は8.4%と、恋愛に関してタンポン派にはポジティブな意見が多い。
それらの結果を受けて、独身女性に対し「今、彼氏はいますか」とたずねたところ、ナプキン派で「いる」と回答した割合は31.7%にとどまったのに対し、タンポン派は51.3%と、半数を超える人が「彼氏がいる」と回答。自分への自信や、恋愛・仕事を重視するポジティブな姿勢で、タンポン派が“自ら恋愛を成功へと導く”姿が浮かび上がった。
女性の中では、下着に貼るだけで比較的簡単に使用できるナプキンに比べて、性器の位置を理解しつつ自分で着脱することが求められるタンポンには、「怖い」「大変」などの意見が上がることがある。そんなタンポンを積極的に使用する女性が、恋愛を含め何事にも積極的というのは頷ける結果なのかもしれない。さらに言えば、どんなことにも貪欲な“肉食系女子”は、生理用品においても「アクティブに過ごせるものを」という欲求を持っているのではないだろうか。
これから「恋人が欲しい」と思う女性は、調査の結果を踏まえて、ポジティブな意見や行動などが顕著な“タンポン派肉食系女子”の考え方を見習ってみるのもひとつの手なのかも?【東京ウォーカー】