オカルト研究家・角由紀子
(@sumichel0903)
さんが取材した不思議なエピソードを、漫画家グラハム子
(@gura_hamuco)
さんがコミック化する人気シリーズ「オカルト異世界ばなし」。今回はシリーズ第3弾『オカルト異世界ばなし 予言を乗り越えろ編』(竹書房)を紹介するとともに、制作の裏側や注目ポイントについて話を聞いた。
宇宙人・陰謀論・未来予測…オカルト最前線を集めた1冊
都市伝説やオカルト番組は以前よりテレビで見かける機会が減ったものの、不思議な話や裏側に迫るエピソードへの関心は根強い。本作について原作の角由紀子さんは、「宇宙人、心霊、陰謀論、未来予測、サブカルチャーなどオカルトの最前線を集めました!えっ、本当に!?というような話ばかりですが、すべて取材や調査をした内容です」と語る。さらに「グラハム子さんの漫画と構成力で、少し難しい話もスッと頭に入るような本になっています」と作品の魅力を説明する。
母体なしで出産?人工子宮がある未来
作中の第2話『人工子宮がある未来』では、母体や妊娠を必要とせず人間が誕生する未来をテーマにしている。研究の進展により、動物実験では人工子宮による出産がすでに成功している例もあるという。グラハム子さんは「新刊はHOTな話題を多く扱っているのが見どころです」と語り、オカルトが過去の話ではなく、現在進行形のテーマとして描かれている点を強調する。
さらに「トランプ大統領の破天荒な改革の裏側や、角さんが実体験したボディサスペンション(身体にフックを刺して宙吊りになる)などの話も収録されています。オカルトが遠い存在ではなく、今の世界で起きている出来事として感じられると思います」と見どころを語った。
シリーズを重ねて“解像度”が上がったオカルト世界
シリーズ3作目となる本作について、グラハム子さんは制作の苦労も明かす。「だんだんと私のオカルトに対する解像度が上がってきました。それに比例して本の内容も濃くなってきた気がします」と話す。
ただし、各エピソードは8ページで構成されているため、「情報量を増やすと文字が多くなってしまう。でも読みやすさも大事…」とバランスに苦心したという。それでも「オカルト初心者の人でも楽しめるという点は変わりませんが、巻を重ねるごとによりディープな世界をのぞける作品になっていると思います」と語った。
本作には「宇宙人に脳みそを取り換えられた」というエピソードも登場する。角由紀子さんの取材によると、宇宙人に脳を入れ替えられたと語る人物は、翌日おでこから赤いガーゼがはみ出していたという。子どものころに聞いたことがあるような都市伝説から、現代の社会問題に関わるテーマまで、さまざまな不思議が詰まった1冊だ。
取材協力:角由紀子(@sumichel0903)、グラハム子(@gura_hamuco)
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