1月7日(日)、北九州メディアドーム(小倉北区三萩野)にて、平成30年北九州成人式が行われた。近年、新成人の派手な行為で全国ニュースでも取り上げられる、北九州市成人式に潜入取材を実施!奇抜な衣装や大きなのぼりを掲げた、もはや北九州市成人式の名物とも言える“ビジュアル系新成人”に注目した。
式典が始まる前から、会場となる北九州メディアドーム周辺は、多くの新成人であふれかえっていた。そこには、団体名や集団に所属するメンバーの名前が記された大きなのぼりがいくつか掲げられ、その周辺には集団ごとに同じ色の袴で統一された新成人が集結。その他にも、カラフルなヘアスタイルや衣装を身にまとった若者も見受けられ、さながらお祭りの雰囲気が印象的だ。
毎年、一部新成人による暴走や飲酒のトラブルがニュースになっているが、今年は、会場内に酒類の持込を禁止するなどしていた効果もあってか、大きなトラブルは無く、無事に式典終了。
式終了後も声を張り上げて成人の喜びにひたる新成人も一部いたが、ゴミは自主的に持ち帰ったり、三萩野公園内のクリーン活動「まちに感謝!おそうじ大作戦」では新成人が率先してゴミ拾いをしたりと、そのマナーの良さが目立った。
また、取材に応じてくれた新成人たちも、明るく、礼儀正しい。「新成人おめでとうございます!」と声をかけると、どの新成人も「ありがとうございます!」と一礼しながら答える姿がとても印象的だった。
【九州ウォーカー編集部/取材・文=森川和典(シーアール)、撮影=山辺学】
森川和典(シーアール)