「幸せな結婚をしたはずだった」「こんなはずじゃなかった」。結婚する前までの夫は優しく、これからすてきな家庭を築いていけると信じて疑わなかった女たち…。彼女たちの未来に待っていたのは、「幸せ」と呼ぶにはほど遠い現実だった!義母や夫からのモラハラ、そしてゲスな浮気…。積み重なっていく裏切りの数々に、妻たちの心は壊れていき、世にも恐ろしい復讐へと駆り立てていく――。今回紹介する作品『浮気の代償はご自身でどうぞ。私は執行人です。』には、さまざまなケースのサレ妻たちの復讐劇が描かれている。
本作『浮気の代償はご自身でどうぞ。私は執行人です。』は短編集となっており、第1話「まゆの場合」ではおいしいカレーを煮込む妻の姿からスタートする。「まゆのカレーは最高だな」と夫は褒めちぎり、まゆは「私は今、この瞬間のために生きていると思う」とご機嫌だ。「味も香りも店レベル…いや、その辺の店よりうまいかも」と絶賛する夫は何杯もお代わりをしているが…妙なことに妻のまゆは決してカレーを口にしない。一体なぜ…?
第2話と3話は「あいの場合」、第4話、5話は「くみの場合」、第6話は「めぐみの場合」と、さまざまなサレ妻たちが描かれた本作は、原作を美杉。(みすぎ)さん、漫画を空白(あしろ)さんが担当し、書籍化された話題の漫画である。今回は漫画家の空白(@ashirocks_989)さんに本作について話を聞いてみた。
――空白さんの得意とする漫画の分野について教えてください。
ホラー系の暗い漫画を描くのが得意ですが、コメディっぽいものを描くのも好きです。
――ホラー系が得意なんですね!本作はホラーではありませんが近しいものがありますよね。原作を読んで、描く際に腕が鳴ったシーンはどこでしょうか?
夫への復讐を決めた妻の表情に力を入れていました。特に、“執行中”の妻が黒く嫌な笑顔を浮かべるシーンは、ホラー漫画を描くような気分で描いていました。
――本作には夫の浮気で裏切られたさまざまな妻たちが登場します。どの話も壮絶な復讐劇が描かれていますが、空白さんが最も印象深かったエピソードはどれですか?
原作を読ませていただいたときから「このエピソードを早く漫画で描きたい!」と特に強く思ったのは「さきの場合」です。さきにはほかの妻たちとは大きく違う点があるので、復讐するシーンにもひと味違う重い空気があり、とても印象に残っています。
本作には、サレ妻の数と同じだけ浮気の代償を支払わされることとなる哀れな夫の姿も描かれている。どんな“ざまぁ”が待っているのか!?想像を絶する凄惨な仕返しを、ホラー漫画を見るかのような気持ちで、おそるおそるページをめくってほしい。ゾッとする展開をどうぞお楽しみあれ!
取材協力:空白(@ashirocks_989)
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