2017年10月~2018年9月までの1年間、ひと月に1店舗ずつ「ラーメンWalker神奈川2018」読者のために限定麺を作るスペシャル企画。「神奈川の食材を使ったり、ゆかりの名品をオマージュした“神奈川愛”あふれる一杯!」という共通テーマを元に、各店舗オリジナルを考案。記念すべき18年の新年早々に行ったのは「G麺7」。地元・上大岡の有名焼鳥店「鳥佳(とりよし)」とコラボレーションをするという斬新なアイデアが話題になっていたが、さすがにラーメンファンもかなりの注目をしていたようで、初日は開店前から多くの人が並んだ。
「鳥佳」秘伝のタレと「G麺7」の塩ダレ、そしてモチモチ麺の三位一体となった極上のまぜそば
【ラーメンWalker神奈川2018限定麺】
「鳥佳まぜそば(一口追い飯付き)」(800円、1日40杯限定)。「ラーメンWalker神奈川2018」の取材時には、甘い「鳥佳」のタレがダイレクトに伝わってきたが、本番では濃厚な塩ダレもグイグイと前面に出てきて、塩ダレのさっぱり感に甘いタレが包み込むような仕上がりになっており、「G麺7」と「鳥佳」の見事なコラボレーションが完成された出来栄えに。「ラーメンWalker神奈川2018」にはオーナーの後藤将友氏の直筆コメントで「ザ他力本願!」と書かれていたが、そんなことはなく、ものの見事に「G麺7」のオリジナル品になっていた。そして、その極上のタレにマッチする自家製麺は、モチモチなのにコシがしっかりとあり、タレとの絡みが抜群で、どんどん食べたくなるおいしさ。
鳥佳のタレで炒めた挽肉、牛タンチャーシューで肉感をしっかりと味わいながら、濃厚なタレにさわやかさを演出してくれる三浦野菜の赤カブや三つ葉、ネギなど具材も秀逸で、温泉卵を混ぜればマイルドに様変わり。最後は、一口追い飯をまぜそばに混ぜてリゾットのようにもできるのがたまらない。
【ラーメンデータ】〈麺〉中細/平打ち/ストレート(180g) 〈味〉タレ:鳥佳タレ、塩 〈具〉赤カブ、牛タンチャーシュー、挽肉、三つ葉、ネギ、温泉卵、メンマ、海苔
食券は、店に入る前に買って店員さんに渡すシステム。「鳥佳まぜそば」は券売機の真ん中にある「限定まぜそば」のところを押そう。券売機の上に貼ってあるポップも参考に。
シールは、店に入って着席したら店員さんがシールを貼ってくれるので、「ラーメンWalker神奈川2018」のP12を開いて待っていよう。限定麺ラリーのシールもこの「G麺7」で1段目が終了。ここまでコンプリートをしたら完全コンプリートを目指そう!
初日の1月7日(日)は限定麺の初日で、しかも日曜ということもありオープン前から大行列。「G麺7」の限定麺が食べられるのは1月17日(水)と27日(土)の2回。特に次回の1月17日(水)は平日なので狙い目かも。前回食べられなかった人は要チェックだ!
【G麺7】■住所:神奈川県横浜市港南区上大岡西3-10-6 ■電話:045・517・3918 ■時間:11:30~23:00(各LO) ■休み:火曜 ■席数:11席(カウンター7、テーブル4)禁煙 ■駐車場:なし ■交通:京浜急行線、横浜市営地下鉄上大岡駅6出口より徒歩8分
【ラーメンWalker神奈川2018】限定麺ラリー参加店舗(2017年10月)ファットン、(11月)弘明寺ノ貫、(12月)鶏喰~TRICK~、(2018年1月)G麺7、(2月)麺屋庄太、(3月)カミカゼ、(4月)渦雷、(5月)麺処 秋もと、(6月)中村麺三郎商店、(7月)地球の中華そば、(8月)支那そばや 本店、(9月)らぁ麺屋 飯田商店
【横浜ウォーカー】
取材・文=瀧本充広