栃木県下野(しもつけ)市が、知名度向上と東京圏からの新たな人の流れを作ることを目的に、同市を舞台としたご当地アニメーション「サクラノチカイ~まろに☆え~る 東の飛鳥 下野市をえーる!~」を制作した。※原作:一葵さやか、監督:サトウ光敏、アニメーション制作:プロダクションアイムズ(ハイスクール・フリート他)、アニメーション企画:オペラハウス
内容は、アニメキャラクターのご当地アイドルユニット「まろに☆え~る」の1人で、下野市観光大使「瓜田瑠梨(うりたるり)」と、歴史上の人物で、飛鳥時代に活躍した下野市出身の豪族「下野古麻呂(しもつけのこまろ)」をストーリーの中心とした、約12分間の短編アニメ。主演の「下野古麻呂」役は、同市にて「輝け下野エール大使」を務める声優・下野紘さんが担当し、“下野”をアピールしている。下野紘さんは、アニメ「ラーゼフォン」の主人公を始め、「おおきく振りかぶって」「進撃の巨人」など話題作に出演してきた人気声優。
あらすじ
「東の飛鳥」と呼ばれる栃木県下野市。そんな下野市でイベントを行っていた「まろに☆え~る」の瓜田瑠梨、春崎野乃花、堤愛実の前に現れたのは、「下野古麻呂」を名乗る男。下野古麻呂は、地方出身者が中央で役人になることが異例な時代に、大宝律令の編さんに深くかかわるなど、中央で活躍した下野市出身の優秀な歴史上の人物。その下野古麻呂を名乗る男は、中央に向かうために故郷(下野市)に残したいいなづけの「佐久良(さくら)」との約束を果たすため、彼女を探しているという。そんな彼の前に現れたのが、佐久良にうり二つの瓜田瑠梨だった。そして佐久良を探すため、瓜田瑠梨らとともに市内各所を巡ることに。彼は本物の「下野古麻呂」なのか!?はたして佐久良をみつけ、約束を果たすことはできるのか!?時空を超えた恋物語が今動き始める…!
1月14日(日)より、下野市観光協会でブルーレイの販売を開始すると同時に、出演声優の小林元子さん(瓜田瑠梨役)、野水伊織さん(春崎野乃花役)、 設楽麻美さん(堤愛実役)による販売会を開催。
アニメ本編のダイジェスト版は、市のシティプロモーション専用サイト「プチハピしもつけ」のアニメ特設ページにて公開中なので、視聴して下野市について知るきっかけにしてほしい。
セキノユリカ