駅員経験のあるザバックさんは、Xやブログで駅員を主人公にした漫画を公開している話題の漫画家だ。今回は、理不尽なクレーマー客を描いた2作品を紹介するとともに、著者に話を聞いた。
一人の男性が、警報機が鳴り始めた踏切を渡ろうとしたため、駅員のペン助は急いで笛を吹いて注意する。すると男性は驚き、「よくも私に恥をかかせたな!笛を鳴らすなんて言語道断だぞ」と激怒。「そもそもお前らの電車で踏切が閉まるのが悪い」と言いがかりをつけてくる。
ザバックさんによると、このように命よりも自分のプライドを優先するクレーマーは実際に存在するという。「『お前らのルールに従うくらいなら俺は線路に飛び込むぞ』というような人もいる。新しいものを受け入れることができず、自分の考えに固執してしまうのではないか」と背景を推測する。
また別の作品では、暇つぶしでクレームを言ってくる男性を描いている。ザバックさんの経験上、クレーマーは基本的にいつも同じ人物だという。善人ぶって「ほかの客を代表して言ってんだ」と偉そうに無茶な要求をしてくる。ペン助が「判断いたしかねます」と断ると、「お前のとこの電車は二度と使わないからな!」と逆ギレ。これで仕事が一つ減ると思ったペン助だったが、その男は翌日も平然と電車を利用しているのだった。
理不尽な要求や言いがかりに日々対応する駅員たちの苦労。読めば駅で働く人々への見方が少し変わるかもしれない。
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