「怖かったら一杯無料」を謳い文句に、実話ホラーを語ってくれる客を待つ、スナック店主兼シナリオライターのエミ。霊感ゼロながらも、なぜか彼女の元には続々とコワイ話が集まってくる…。そんな珠玉の“コワイ話”を1話完結で展開していく漫画「丑三つ時、コワい話はこのBarで」。そこにつづられているストーリーは、フジテレビ「ほんとにあった怖い話」や「呪怨 THE LIVE」の脚本家でもあり、本作の原作者・穂科エミ(
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)さんが集めた実話がもとになっているというから驚きだ。今回は、第3話「黒い影」の前編を紹介するとともに、原作者の穂科エミさん、漫画を担当している近原さんのお2人に話を伺った。
読めば読むほど惹き込まれる!?臨場感のあるホラー作品
"人の見た夢の話ほどおもしろくないものはない"という持論を掲げるのは、本作「丑三つ時、コワい話はこのBarで」の原作者・穂科エミさん。実話をベースに描かれた本作について「この悪夢はとても臨場感があり、怖い話として驚くほど成り立っている夢だったので、とても興味深く聞かせていただきました」と、実際に話を聞いた当時を振り返る。
そんな穂科さんが一番気に入っているシーンは、今回のホラーエピソードの要でもある"ずっと同じ距離を保って現れていた謎の人物がいきなり近づいてくる"シーンだそうだ。穂科さんは「絵で見てゾッとしました。夢とはいえとんでもなく怖いなあと…」と、素直な気持ちを話してくれた。
作品に込めたこだわりや、制作において大変だったところがあったのかを本作の漫画を担当した近原さんに訊ねると「3話に関しては、不気味な体験というよりも最終的にはほっこりするお話だったのですが、その切り替えのタイミングに迷いました」と一言。原作が実話ベースであることも含め、ホラーならではの臨場感の表現や場面転換などは制作における腕の見せ所でもあるのかもしれない。
最後に「この作品を読んで、ほんのり追体験で涼を感じていただければと思います」と読者に向けてコメントを残してくれた近原さん。人から聞いた話や穂科さん自身の実体験をもとに描いたホラー作品は、読めば読むほどに怖くなり物語に惹き込まれてしまう…。背筋の凍る珠玉のホラーをぜひ一度読んでみてほしい。
取材協力:穂科エミ(@hbdg1999)、近原
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