小林「クリスマス、毎年彼女にバラの花を年齢分だけ贈るわ。誕生日も年齢分だけ贈る。クリスマスは白かな、逆に」
西野「逆にって、どういう意味!?」
小林「いや、クリスマスは白やろ。結構、バラの花って高いねんで。1本500円くらいやから、1万円以上になるし」
西野「彼女とネットオークションを見ながら、『これか、これ』とか言ってプレゼント決めて競り落としもするんやろ」
小林「うん。やっぱ、欲しいものあげないとな。リングな」
西野「リング(笑)。もちろん、新品のリングやろな?」
小林「もちろん、新品。たいがい、バッタモンやけどな」
西野「えっ…、それ、どないすんの!?」
小林「いつも、シャネルとかテファニーをねらっているんやけどな。大体、1円から売ってるのよ。で、5000円で落とす」
西野「おかしな話になってきたぞ」
小林「バッタモンでも、まるっきしテファニーにしか見えない。彼女も、それでいいらしい。ただし、『いつか、本物をちょうだいね』とは言われている。今年は本物にするか」
西野「フェイクを贈られる、ある意味サプライズプレゼント。毎年1回、ネットでおまえがだまされているという話(笑)」
小林「まぁ安いから、リーズナブルやし。並行輸入品という話もあるから、毎年バッタモンなわけでもないし」
西野「真相は藪の中…。さっきから気になってたけど、おまえずっと『テファニー』言うてる(笑)。バッタモンやんか!」
小林「若干、リングの幅広いねんな。本物を見に行ったら」
西野「確認しに行く、その悲しさ…」
小林「今年はバラを凍らせて、それを年齢分だけ贈ろうかな。もちろん、テファニーも本物を贈ってみよう」
西野「どうぞ、勝手にしてくれ(苦笑)」