東京・サンシャイン水族館では、3月11日(日)まで水深数百メートルの深海にすむ生き物を観て触れて味わえる、冬限定のイベント「ゾクゾク深海生物2018」を開催している。
同イベントでは、サンシャイン水族館のスタッフが実際に深海で採集した生き物を展示。デリケートで長期飼育が難しい「メンダコ」や「タチウオ」などに会うことができるほか、オオグソクムシなど樹脂標本約20種類を観察できる。
そんな珍しい深海生物を口で味わえるチャンスとして、深海生物から出汁を取った謎のみそ汁「深海汁」(300円)が、2月23日(金)、24日(土)の17時以降に館内の「カナロア カフェ」で数量限定で販売される。
この「深海汁」は、展示生物を収集する際に食材として持ち帰った深海生物を使っている。気になる味については、かつお出汁で味のベースを決め、塩焼きした深海生物の魚や、エビの頭部から出るミソなどで味付けしており、最後にあおさとネギを加えることで、風味をプラスして仕上げている。
ていねいに調理された「深海汁」は意外においしいかも。販売されるのは2日間だけなので、めったに味わうことのできない深海生物の味に興味を持った人は、サンシャイン水族館に食べに足を運んでみよう。
永田正雄