速乾&除湿機能も!ユニクロがハイテク夏用インナーを発売

東京ウォーカー(全国版)

ユニクロが夏のインナー「シルキードライ&サラファイン」の商品説明会を24日、都内で開催した。メンズ商品のシルキードライ、ウィメンズ商品のサラファインのどちらも、昨年初めて発売し、新たな機能とアイテムを加え、今年大々的に売りだす。独自開発したハイテク繊維を使い、汗を素早く吸収・拡散するドライ機能と、着心地の良さが大きな特徴だ。冬の定番「ヒートテック」に代わる“夏の新定番”として注目が集まる。

メンズ商品「シルキードライ」はユニクロ・東レの共同開発による極細繊維を使用。“着心地ゼロ”とうたう光沢のある薄い生地は、とてもしなやかなで締め付け感なく体にフィット。汗をすばやく吸収・拡散するドライ機能で蒸れないのが特徴だ。

このシリーズには「クルーネックT(半袖)」「VネックT(半袖)」(各990円)のTシャツのほか、ボクサータイプのブリーフ4種類(各990円)の、計6アイテムが登場する。

一方のウィメンズ商品「サラファイン」は、旭化成の呼吸する繊維「キュプラ」と、東レの「異形断面ナイロン」を複合したハイテク素材を使用。“エアコンインナー”をテーマに、汗や湿気をすばやく吸収・拡散。湿気を吸うのも大きな特徴で、同社の実験では60分で湿度が91%から57%に低下した。これにより衣服内を常に快適に保ち、女性が嫌う冷房の冷えにも対応するというからすごい。

アイテムは「キャミソール」や「Tシャツ(半袖)」(各1000円)など3アイテムのほか、脇パット付きが2アイテム(各1500円)と、トップスを計5アイテム展開。さらに女性には欠かせないファッションアイテム、レギンスやトレンカ(1000〜1500円)も3アイテム登場するのはうれしいポイントだ。

シルキードライとサラファイン、どちらの商品も、ストレッチ性と部屋干ししてもにおわない抗菌防臭機能も備えている。ユニクロ取締役COOの大苫直樹さんは「冬のヒートテックに代わる夏用の商品をという声をいただいていた。数年間の研究開発のもと、ようやくお客様に届けられる」とコメント。販売目標数が1700万枚だと言い、商品に対する自信のほどがうかがえる。

快適なうえ、1000円前後の手ごろな値段のサマーインナーとして重宝しそうだ。【東京ウォーカー】

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