大阪城公園及び周辺特設コースで6月10日に開催される「大阪城トライアスロン2018」に向けて、水泳コースとなる大阪城東外濠の水質改善の試みが1月30日に始まった。
大阪城トライアスロンは昨年初開催され、特にお堀を泳ぐ様子が大きな話題となった。前回は行わなかった水質改善を一般社団法人大阪トライアストン協会とNPO法人エコデザインネットワークが手掛ける。
水質改善は、濠水透明度・濁度・臭気除去などを目的にマイクロバブルによる微生物の活性化とフィルターのよるアオコ除去を行う。好気性バクテリアを活性化し、濠の自然治癒能力の向上・改善を進めるという。
エコデザインネットワークの池上俊郎理事長は「4カ月の期間でお堀全体が良くなるようにと考えた。この間に7万トンの水が一巡する」、大阪トライアストン協会の田中義明会長は「吉村市長から(トライアスロンの)ワールドカップを誘致したいという力強い言葉をいただいた。きれいな水の中で泳いでもらうことは大阪城、大阪のイメージアップにつながる」と、それぞれ話した。
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新城重登