大規模改修中の大阪国際空港、中央エリア・屋上エリアが4月に先行オープン!

関西ウォーカー

現在、大規模なターミナル改修工事を行っている大阪国際空港。2020年のグランドオープンに先駆け、4月18日(水)に中央エリアと屋上エリアが先行オープンする。1月30日(火)に行われたマスコミ向けの記者会見で、先行オープンの概要が明かされた。

2階レストランゾーンのイメージ


大阪国際空港が大規模な改修工事を行うのは50年ぶり。2020年のグランドオープンに先駆けて4月18日(水)に先行オープンするのは到着口となる中央エリアと屋上エリア。商業施設は空港初店舗を含む新規出店をはじめ、選りすぐりの飲食店やショップ計30店舗が出店する。空港としての利便性アップはもちろん、非日常を感じることができる新たなスポットとして利用も狙う。

中央エリア(到着口)


2階 到着口のイメージ


出迎え客からの「どこから出てくるかわからない」の声に応え、1階に南北で別れる到着口を2階中央に集約。到着口を1つにすることで、わかりやすく利便性が向上。また、到着口から真っ直ぐ進めばモノレールの駅まで辿り着くルートが誕生。到着から100m以内でバス、タクシーなどにもスムーズにアクセスできるのが、大きなメリットだ。

中央エリア(商業施設)


3階レストランゾーンのイメージ


現在の中央エリアの商業施設がリニューアル。「ここにしかない、空港ならではの店舗」をテーマに担当者がこだわりぬいて選んだ30店舗が出店。2階のレストランゾーンには関西初となる「ル パティシエ タカギ」のスイーツが味わえるカフェを併設した「キットカット ショコラトリー」が登場。また、日本一の朝食でも知られる「ホテル ラ・スイート神戸」の直営店「ル・パン神戸北野」や美々卯、丸福珈琲店など関西の有名店も集結。落ち着いた雰囲気が特徴の3階にはワインバル「大阪エアポートワイナリー」がオープン。空港内にワイン醸造所を併設する店としては世界初となる。醸造風景を眺めながらワインを楽しむことができるユニークな店だ。そのほかにも「ポケモンストア」などショップも充実している。

屋外エリア


屋上エリアのイメージ


これまでの展望デッキがリニューアル。滑走路側に約20m増床し、面積は約1.5倍にパワーアップ。開放感のある環境で、たくさん飛行機を眺めることができるのがうれしい。増床に伴い、イベントステージやショップが新設。中でも注目なのが、大阪・北浜の人気カフェ「NORTHSHORE」が新規出店。メゾネットタイプの開放的な空間で飛行機を眺めながら健康的なメニューが楽しめる。そのほかにも「ボーネルンド あそびのせかい」が新規出店、「アクタス」のがリニューアルオープンする。大人も子供も楽しめる新たなスポットして注目されそうだ。

オープン概要を説明する関西エアポート株式会社の北山 博氏


今回の先行オープンに関して、関西エアポート株式会社 北山 博氏は「都市型空港として長年愛されてきた空港だからこそ、快適性の向上やワクワク感を追求した。地域の方にも愛される空港として生まれ変わります」とアピールする。

【関西ウォーカー編集部/ライター山根 翼】

山根翼

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