みかんやお茶といった静岡県の特産品を乾燥させて作られた、新感覚のデザート用ふりかけが登場する。三角屋水産から4月に発売される「ふりーらフルーラ」(682円・65g/4種類)だ。
これは08年、「SOHOしずおかビジネスプランコンテスト」の学生部門で最優秀賞となった静岡県立大学の学生のアイデアをベースに商品開発されたもの。フレーバーは、イチゴの人気ブランドである「紅ほっぺ」や、超高級高糖度の「アメーラトマト」のほか、「三ケ日(みっかび)みかん」と「静岡茶」を加えた4種類で展開される。
「『ふりーらフルーラ』は、フリースタイルの“フリー”、フルーツ感覚の“フルー”に、静岡の方言である“ら”を付けて親しみやすく、郷土色を出した商品です。日本一のお茶と、ハイレベルな野菜やフルーツの産地である静岡のおいしさをギュッと詰め込みました。アイスクリームやヨーグルト、ケーキ、トーストなどにふりかけておいしく楽しめます!」と話すのは、商品開発の中島さん。
“ふりかけ”という見た目のイメージや、ふりかけるデザートの味を妨げない甘さにするため、素材の風味を生かしながら、ホワイトクランチやコーンフレークなどの材料と調合するのにとても苦労したそうだ。
静岡の果物や野菜の魅力を“デザートのためのフルーツ&ベジタブルふりかけ”という、今までになかった商品で全国に発信したい。そんな学生の思いが詰まったデザート用のふりかけ「ふりーらフルーラ」。アイスクリームやヨーグルトなどの新しいトッピングとして試してみてはいかがでしょう?【東京ウォーカー】