穏やかさとエキサイティングが共存したバンコクの街は素朴で、あたたかい笑顔にあふれている。
福岡ウォーカー4月号特別付録「バンコクWalker」のvol.2では、そんなバンコクの街の魅力をお届け。バンコクを訪れたら街を歩こう。
バンコク散策に欠かせないのが、BTS(スカイトレイン)とMRTA(地下鉄)の公共交通機関。1DAYパスもあり24時まで運行しているので観光には便利だ。今回は、BTS(スカイトレイン)で行ける二つのスポットを紹介しよう。
まず、訪れたいのが「ランスアン通り【写真1】」。BTSチットロム駅のそばに位置し、大型ショッピングセンター「セントラルワールド」からも徒歩圏内とアクセスがよく、買物途中にも気軽に立ち寄ることができる。街路樹の緑も気持ちいい通りには、センスのいいカフェやショップがゆったりとした間隔で並び、街行く人も落ち着いたハイソな雰囲気が漂う。「カルデラッツォ【写真4】」「ルノートル【写真5】」など通りに面した店を巡ったあとは、細い横道にも入ってみよう。最新のスパ「アット・ランスアン【写真7】」や「コーヒービーンズ・バイ・ダオ【写真6】」など隠れた名店に出会える。
もうひとつは、日本人駐在員やタイのセレブたちから人気の高い「トンロー通り」。BTSトンロー駅周辺は、ソイ38屋台街などローカル色の強い食堂が密集する昔ながらの雰囲気だが、通りの北側まで足を延ばせば、芸能人御用達のレストランやナイトスポットが多く集まっている。中心のJアベニュー【写真8】までは駅から距離があるので赤い乗り合いバスやタクシーを利用するのがおすすめ。通りの途中で乗る時はタクシーと同じく手を挙げれば止まってくれる。そのほか、トンロー通りと平行するソイ51にも注目。英国式庭園で喫茶が楽しめる「アガリコ【写真9】」など個性派店が点在している。
次回も、紹介しきれていないバンコクのオススメSPOTが、まだまだ登場しますので、チェックしてください。
【福岡ウォーカー・加藤 真】