春キャンプの前にチェック！人気No1キャンプ場＆2018年トレンド予測

春の訪れが感じられるようになったこの季節。野外に繰り出して遊びたいと考えている人も多いのでは？アウトドアの代表といえばキャンプ。日本最大級のキャンプ場検索・予約管理サイト「なっぷ」(運営:株式会社スペースキー)が発表した、サイトに登録された全国のキャンプ施設の中でアクセス数・口コミ投稿・予約件数の3部門において昨年人気No1だった施設をチェックしてみよう。

※対象期間:2017年1月1日～2017年10月31日。口コミ・アクセス数に関しては、「なっぷ」に掲載している3643の施設が対象。予約に関しては、予約が可能な約450の施設が対象。

アクセス数No1

■西日本エリア：白崎海洋公園(和歌山県日高郡)

日本のエーゲ海とも称される他では見られない白い石灰岩と海のロケーションが魅力で、テントサイトのみならず、コテージやトレーラーハウス、大浴場など設備も充実した施設。白崎海洋公園は、和歌山県の自然公園にも指定され、青い海と白く輝く海岸線のコントラストが美しいことから注目を集めている。

■東日本エリア：THE FARM(千葉県香取市)

全26棟の多彩なグランピングサイトが立ち並ぶ眺めは圧巻。都心から約1時間半でアクセスできる、貸し農園・天然温泉・カフェ・コテージ・BBQスペースの5つの施設が集合した農園リゾートだ。施設以外にジップスライダー等のアクティビティも充実し、豪華な体験ができると話題を呼んだ。

口コミ投稿No1

■西日本エリア：若杉高原おおやキャンプ場(兵庫県養父市)

全国で1番と言われるほどの、美しい満天の星空が魅力的なキャンプ場。スキー場という環境を活かした広大なフリーサイトと高台からの景色が人気を集め、星空鑑賞イベントや、ソリすべりなど子供が楽しめるポイントも盛りだくさん。特にファミリー層から人気を得ている。

■東日本エリア：グリーンパークふきわれ(群馬県沼田市)

農家直営のキャンプ場のため、なんと言っても採れたて新鮮野菜でBBQ やピザ作りが楽しめる点が魅力。森と清流に囲まれ、季節を感じられる豊かな自然環境はもちろん、スタッフのホスピタリティーも人気を牽引。リピーターからの満足度が高い。

予約件数No1

■西日本エリア：「きなりの郷」下北山スポーツ公園(奈良県吉野郡)

スポーツ合宿やグループ研修も受け入れている、スポーツ＆アウトドアレジャーの複合施設。バリエーション豊かなコテージが立ち並び、場内には天然温泉施設も併設。絶景ダムまで望める他にはない特別感が人気だ。

■東日本エリア：清水公園(千葉県野田市)

都心からのアクセスも良く、バンガロー・オートキャンプ・屋根付きBBQエリアなど充実した施設があり、初心者でも楽しめるキャンプ場。アスレチックやポニー牧場、マス釣りまで、体験可能なため用途に合わせた使用もできることから、ファミリー層から絶大な人気を誇る。

2017年は、キャパシティが大きく来場者が楽しめるコンテンツが充実した施設が、上位を占めた。引き続き、グランピング需要は上り坂で、グランピングを求めて来る利用者も増加傾向にある。また、若い世代が管理人を務めるキャンプ場が勢いがあり、第一次キャンプブームから世代交代をし、若者視点でインスタ映えや、季節ごとのイベントを開催するなど、工夫のされたキャンプ場が注目されている。

スペースキー・主任コンサルタントでプロモーション企画・運用を担当する齋ノ内直人さんにオススメポイントを聞くと、「(口コミ投稿西日本エリアNo1 の)若杉高原おおやキャンプ場は、道具を持っていない家族向けのキャンプ体験プランや夏のゲレンデでの芝そりやリフトを活用した星空鑑賞会など、子連れファミリーのキャンプデビューに対応しています」とのこと。「ビギナー層もアウトドアに関わりやすい施設のおかげでキャンプに関心を持つ層が増えると嬉しいですね」とコメントしてくれた。

さらに、今年2018年のキャンプ場のトレンドについては、「SNSの中でも急成長を見せるインスタグラムをはじめ、画像・動画による情報共有が盛んになっています。石灰岩の白と海の青の鮮やかな絶景が話題の白崎海洋公園や、お洒落なグランピング棟が立ち並ぶTHE FARMなど、思わず拡散したくなる『視覚的に分かりやすい』アウトドアシーンに関心が集まると思います」と予測する。

大自然や非日常の世界を満喫できるキャンプ場がたくさん。気になる施設があれば、家族や友人同士で早速春キャンプを企画してみよう。

セキノユリカ