朽ち果てた廃墟が美しいアートに!「変わる廃墟展」が東京・名古屋で開催決定

東京ウォーカー

株式会社BACON(べーこん)は、3月2日(金)から21日(水・祝)にかけて東京・浅草橋の「TODAYS GALLERY STUDIO」にて、廃墟をアート作品へと昇華した写真展「変わる廃墟展 2018」を開催。さらに3月30日(金)から4月15日(日)にかけて名古屋の「TODAYS GALLERY STUDIO NAGOYA」にて巡回展も決定。単独開催としては2015年以来、実に3年ぶりとなる。

幻想的な雰囲気が漂う1枚(C)変わる廃墟展2018/啝


廃墟と聞くと、“朽ち果てたさびしい場所”“心霊現象が起こりそう”といったどこか近寄りがたいイメージを持つ人も多いはず。しかし本展では、廃墟の持つ“美しさ”に注目。幻想的な作品や物語を連想させる作品など、さびれた廃墟をアートな視点でとらえたイメージが”変わる”写真が一堂に会す。

アーティストは、志免鉱業所竪坑櫓(しめこうぎょうたてこうやぐら)の佇まいに衝撃を受けて廃墟の世界に足を踏み入れて以来、全国の廃墟を巡る日々を過ごす「啝(わ)」や、全国300か所以上の廃墟を単身で巡っている“孤高の廃墟探検家”と呼ばれる「ふゅーりー」など、SNSで人気を誇る12組が参加。会場内の特設ブースでは、プロジェクターによりまるで実際に廃墟に足を踏み入れたかのような臨場感が味わえる動画作品も公開予定だ。

【写真を見る】廃墟になる前の姿を想像しながら観るのも楽しい!(C)変わる廃墟展2018/ふゅーりー


会場には公式ガイドブック(限定500部)をはじめ、ノート学習帳(6種類)、クリアファイル(2種類)、パーカー、Tシャツなど、廃墟マニアにはたまらないオリジナルグッズも登場。また先着2,000名にオリジナルのポストカードがプレゼントされる。

その美しさに触れれば、廃墟のイメージがきっと変わるはず!

齋藤久美子

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