ナオト・インティライミがカナダ・ケベック州出身のミュージシャンと共演!

東京ウォーカー

 3月8日(木)に調布市で開催される「Tokyo Walker 海外交流コンサート “TANDEM”」で、カナダのケベック州出身のシンガーと共演する、ナオト・インティライミさんに話を聞いた。

ナオト・インティライミ


今回のコンサートで共演するマット・ローランさんについてどのような印象を持っていますか?


 オーガニックで個人的にものすごい好きな音楽をやられている方で、力が入っておらず等身大で自然体。ミュージカルの経験がものすごくあるということで、いろいろな面において大先輩だと思っています。

どのようなライブにしたいと思っていますか?


 ここは日本なのか、カナダなのか、わからない、国籍を超えたイベントになったらいいなぁと。同時に、マットさんに、日本の会場やオーディエンス、雰囲気を好きになってもらえたら。やはり、海外でライブをやるっていうのはそれだけで不安なものですから。

ナオトさんは海外によく行っていますが、日本のアーティストと海外のアーティストの違いはどのようなところだと思いますか?


 ひと言で日本と海外のアーティストといったくくりでは基本的には分けられないですね。人によってそれぞれまったく変わってくるから。ただ、強いて言うならば、こだわる部分が違う気がします。外国の方はライブに対して、慎重にやるっていうより、音を気持ちよく奏でるところに、意識があるような気がして。

ナオトさんの音楽に影響を与えた海外の文化などはありますか?


 旅をした66か国のすべての音楽や空気感に影響されていると思います。特に去年はアフリカを14か国旅してきて、奴隷の歴史を勉強したら、今自分がやっているすべてのポピュラー・ミュージックは、奴隷の悲惨な歴史のもと、その黒人の涙と汗のうえにできているのだと痛感しました。ギターやピアノでの弾き語りはもちろんのこと、世界の楽器や、ダンスや一人芝居など、さまざまなエンタメを駆使したワンマンショーを披露したいなと。日々稽古頑張ります!

最後にコンサート来場者にメッセージをお願いします。


 こういった形で海外交流ができることに、とてもワクワクしています。マットさんからしてみたら、日本代表のアーティストということで、恥ずかしくないライブをせねばです。とはいえ、ゆったりほっこり、大人のゆるさで「オマットュリ(お祭り)」したいと思います。

共演するシンガーソングライターマット・ローランからメッセージ


マット・ローラン


「今まで東京、大阪、名古屋などを訪れ、ミュージカル『ノートルダム・ド・パリ』カジモド役などで歌を披露する機会がありました。今回は初めての調布で、ナオト・インティライミさんとのコンサートに参加できることがとても光栄です」

東京ウォーカー編集部

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