いまだ人気冷めやらぬ大阪のスパイスカレー。個性的な新店が続々登場するなか、識者の情報をもとに編集部&ライターが実食して決めた、上位5位を発表。“大阪ニューオープンベスト5”の第2位に輝いたのは「定食堂 金剛石」。<※情報は関西ウォーカー(2018年2月20日発売号)より>
メリハリの効いたスパイス使い!ひと皿であれこれ味わえる定食スタイル
昼限定の「カリケンミコノス」でカレーを出していた中尾さんがオープン。インドやスリランカスタイルを主軸に、ひと皿にカレーと総菜をたっぷり合わせた定食スタイルがうれしい。素材の風味を際立たせたスパイス使いのカレーは通の間でも好評で、マトンのキーマはマトンとラムの2種を使い、羊肉の旨味を黒胡椒が引き締める。ダル(豆カレー)にはレンズ豆やヒヨコ豆など複数を使い、味わい深さを追求。ひと皿の中で多彩な味わいが楽しめる。
「本日のCurry+煮卵」(1000円)。週替りのカレーは、ダル(豆カレー)や総菜など4、5種がワンプレートに。写真は、ラムとマトンの2種の羊肉を使い、スパイスを効かせたラム粗切りマトンキーマ。
スパイスは常時20種。同じスパイスでもパウダーで使ったり、煎って使ったりと、カレーに合わせて変えるこだわり。
これもオススメ!
「ローズラッシー」(300円)。ローズウォーターの香りを効かせたラッシーは、チェコスロバキア製のセクシーなグラスで。
古民家をイメージした店内は、いろんなアンティークの椅子などが味わいあり。
渋い色合いの入り口ドアなどがおしゃれ。
カレー通が激推し!
「卓越したバランスで南アジアのスパイス料理を見事に表現。角のないスパイス使いで、それでいて奥行きは深い!」(スパイス研究家・泉井さん)
「素材の旨味を引き出す優しいスパイス感が絶妙で、サラサラッと食べられます。最近食べたカレーではNo.1!」(ブロガー・P.Nプーさん)
「定食をイメージしてインドやスリランカ風の総菜を添えてお出ししています。カレーのほかに、日替りおかずの定食もお試しください」と、店主の中尾浩基さん。
■定食堂 金剛石<住所:大阪市中央区瓦屋町1-8-25 ハイツ松屋町1F 電話:06-7174-2578 時間:11:30~14:00(LO)、18:30~21:00(LO) 休み:水曜 座席:11席 タバコ:禁煙 駐車場:なし 交通:地下鉄松屋町駅より徒歩6分>【関西ウォーカー編集部】
編集部