3月1日(木)公開のマーベル・スタジオ最新作「ブラックパンサー」。本作で、主人公ティ・チャラの妹であり、天才科学者の側面を持つシュリの声を務めた、ももいろクローバーZ・百田夏菜子がキャンペーンで福岡にやってきた。
最初にオファーを受けた時には「ものすごいよろこびと、ものすごい不安が同時にわき起こって、訳がわからない感じでした。マーベル作品だなんて、作品が大きすぎます(笑)。まさか自分がマーベル作品に関われるなんて不思議な気持ちでした」と驚きの気持ちを語りつつも「不安も大きかったですが、こういう不安を抱えられることは、うれしいことなんだと改めて思って、最後にはこの不安を楽しめるようになったらいいなと思いました」。
また、このビッグニュースへのメンバーの反応は「このことをニュースで知ったみたいですが、怒っていました(笑)。“ニュースで知るとか淋しくない?”って言われました」。さらに「(メンバーなんだから)試写会に連れてけとか公開する前に観せてとか言ってたので、丁重にお断りしておきました。すごいんです3人からの圧が。だからちゃんとお金を払って観に行ってください、と伝えたので、きっと観てくれると思います」。
演じたシュリについて「本当にお兄ちゃん想いの女の子です。シュリ自身も王女なのですが、とても気さくで人懐っこくて、親しみやすいし、シュリが登場するシーンになると雰囲気が少し明るくなった感じがします。とても魅力的な女の子なので、そのチャーミングさをなくさないようにと思って演じました」。
シュリは国王・ティ・チャラ(ブラックパンサー)の妹で王女でありつつも、ブラックパンサーを支える天才科学者の側面を持っている。最新のガジェットをヒーローであるブラックパンサーのために作っているというキャラクター。
百田本人に、もしそういう能力を持っていたら、どんなものを作りたいかと聞くと「全身を洗ってくれるカプセルみたいなのが欲しいです。寝ているだけで、髪の毛はシャンプーで、身体はボディーソープで洗ってくれて、終わったら髪の毛もかわかしてくれる。そういう機械が欲しいと本気で思っているんです。実際に探したこともあるんですけど、さすがに無かったです(笑)」と、かなり切実な思いを語ってくれた。
本作について「ティ・チャラとシュリの兄妹で会話をしているシーンは大好きで、兄妹っていいなと思わせてくれます。この作品は、闘いやカーアクションなど迫力満点なシーンがたくさんあって、そこも見どころですが、人と人の絆や愛に心を掴まれる作品なので、ぜひ劇場で心を鷲づかみにされて欲しいと思います」と百田ならではの見どころを教えてくれた。
文乃