大阪を拠点とする4つのプロオーケストラ(大阪交響楽団・大阪フィルハーモニー交響楽団・関西フィルハーモニー管弦楽団・日本センチュリー交響楽団)は、 クラシック音楽とオーケストラの新たな可能性の発見、市場の活性化を目指して、共同プロジェクトを発足させ、その一環として 「Concert 4-2」(コンサート フォ トゥ)を実施することとなった。「Concert 4-2」では、「Concert for Mother(コンサート フォ マザー)」と題し、大阪で創業90年を迎える「サトウ花店」のオリジナルブーケとサプライズが用意された母の日のプレゼント用コンサートチケットの販売を行う。対象コンサートは、2018年4〜6月に実施される各楽団主催公演から各1公演の計4公演。販売数量は、各楽団5セット10名(合計20セット40名分)を予定している。
同時に、音楽に接する機会の少ない児童を本格クラシックコンサートに招待する「Concert for Children(コンサート フォ チルドレン)」も展開。子ども達へ本物の音楽に触れる機会を提供する取り組みで、オーケストラの可能性を広げたいとの狙いも。大阪府下の児童養護施設や里親の元で暮らす子ども達を本格クラシックコンサートに招待するプランも(2018年6〜8月に実施される各楽団主催公演から各楽団1公演。1公演あたり12名以上の参加予定)。なお、「Concert for Mother」の収益は、「Concert for Children」の運営費の一部に当てられる。
関西ウォーカー編集部