どこをピックアップしてもラーメン激戦区といわれる東京23区。今回はその中から杉並区で食べたい5店を紹介しよう。
<1>クリーミーなパスタのような見た目はインパクト大「麺昇 神の手」
2017年5月3日にオープンした「麺昇 神の手」。白金の鉄板焼き店や和食など、約16年にわたる料理人の経験を生かして新スタイルの麺を創作。店内には鉄板が置かれ、まるでフレンチのような味わいのラーメンが楽しめるなど斬新だが、定番の魚介ダシの香る醤油や味噌ラーメンの人気も高い。夜は、居酒屋としても利用できる。
<2>北海道の旨味が詰まったシンプルシックな一杯「函館塩ラーメン 五稜郭」
メニューはシンプルな塩ラーメンのみ。北海道函館市出身の店主が作る、函館ならではの逸品が味わえる。麺は函館の出口製麺から毎日直送。ダシに使う昆布は函館産の真昆布、猿払産の貝柱など、北海道の食材を使ったラーメンは、繊細な中にも旨味がたっぷりの一杯だ。
<3>千葉のご当地ラーメンの味に驚嘆「ビンギリ」
辛さと炒めたタマネギ、豚挽き肉がポイントの、千葉県のご当地グルメ・勝浦タンタンメンが味わえる。自家製ラー油のパンチが効いた清湯タンスープに、1週間熟成させてコシを出した玉子麺を合わせ、刻みタマネギをトッピング。卓上の「エビ辛味」で味変もできる。
<4>こってり濃厚味噌と生姜あんが自慢「味噌麺処 楓」
中野区の「味噌麺処 花道」のセカンドブランド。こちらも味噌専門だが、札幌味噌の王道「西山製麺」の玉子麺を使い、仕上げにオリジナルの生姜あんをのせるなど、趣向を変えている。本店で人気のピリ辛のウズラの卵「チンピラ玉子」(150円)は健在だ。
<5>カツオが主役のトリプルスープ「Bonito Soup Noodle RAIK」
鹿児島出身の店主が「故郷の食材を使ったラーメンを」との思いから、枕崎のカツオ節を取り入れたラーメンを作り出した。カツオ節がメインの魚介スープ「鰹」をベースに、あっさり清湯の「鶏」や濃厚白湯の「豚」を組み合わせたラーメンとつけ麺が味わえる。
ラーメンWalker編集部