NHK「わろてんか」撮影終了! ヒロイン・葵わかなが涙と笑顔で報告

関西ウォーカー

撮影終了後、紙吹雪で祝福されて驚く葵わかな


2月27日、NHKの平成29年度後期連続テレビ小説「わろてんか」の撮影が終了し、NHK大阪放送局でヒロイン・葵わかなのクランクアップセレモニーが行われた。

女学生時代から53歳まで、てんの半生を演じた葵。首をかしげて質問に答える姿に、19歳の素顔がのぞく


「わろてんか」は、2016年11月10日に制作発表が行われ、2017年3月9日に葵わかながヒロイン役として発表された。クランクインは5月19日の京都ロケ。撮影はそれから約10か月にわたり、大阪で行われた。

共演の濱田岳もこの日がクランクアップ。共演者として最後まで伴走し、葵を支え続けた。共演者からの花束贈呈では、思わず涙ぐむ場面も


葵は「ああ終わったっていう感じ。でもまだ実感がわきません。チームもみんなで集まると家族見たいで、わろてんかにふさわしい空気でした。この空気が大好きでした」とクランクアップの感想を述べた。

さらに、報道陣からドラマ撮影前と現在の変化を聞かれ「自分の心持(こころもち)が変わり、始まる前より格段に笑うように。(兄・新一の)『つらい時こそ笑うんだ』というセリフがずっと胸の中にありました。以前とは大きく変わったと思います。そういう成長ができてよかった」と振り返った。

最後は葵が音頭を取って一本締め。大役を演じ切った充実感が、はじけるような笑顔に表れている


制作統括の後藤高久チーフプロデューサーは「お疲れ様でした」とねぎらいの声をかけた後「またBKに戻ってもう一度ドラマを作ってもらえればうれしい。成長というお土産を持って帰ってきてほしい」と期待の声をかけた。

「わろてんか」の放送は3月31日(土)まで続く。最後まで目の離せない展開に期待大だ。

鳴川和代

注目情報