浅田真央、ソチへ向けて虎視眈々「自分にできる事をしっかりやる」

東京ウォーカー(全国版)

女子フィギュアスケートの浅田真央選手が、4月7日に行われた「ウィダー浅田真央選手サポートプロジェクト」記者発表会に出席。2008年から行われている同ブランドの「栄養・トレーニングサポート」を、継続して受けていくことを明かした。

白いジャージの上着に、淡いピンクのパンツ姿で登場した浅田選手は「トレーニングや栄養指導などをしていただいて、すごく感謝しています」とコメント。「体調はどうですか?」との質問にも「トリノ(世界選手権)で優勝することができたので、疲れはないです」と答え、「頑張りました」と元気な笑顔を見せた。

この日は、浅田選手のトレーニングをサポートしている牧野講平コーチも一緒に登壇。「最初はズバ抜けた体力を予想していましたが、予想を裏切って、そうではなかった」と明かした上で、「毎日コツコツとやる頑張り屋。トレーニングは地味ですが、『フィギュアのためなら』と頑張っていました」と浅田選手の努力家な一面を語った。しかし、司会者から「トレーニングは楽しかったですか?」と聞かれると、浅田選手が思わず言葉に詰まり、会場の笑いを誘うひと幕も。「…楽しかったというか、充実?という感じです」と釈明(?)していた。

会場では、実際にトレーニングも公開。バーベルを持ってスクワットをする浅田選手だが、「いつもより軽い」とニッコリ。「いつもは50キロ前後のものを持っていますね」(牧野コーチ)と話すなど、華やかなフィギュアの裏にある、過酷な練習を感じさせた。

「ソチオリンピックに向けて、1年1年しっかりと、自分にできることをしっかり頑張っていきたいと思います」と、早くも4年後を見据えた発言をした浅田選手。会見の最後には、サプライズでメダルを意識した“金色”のウィダーインゼリーをプレゼントされ「うれしい! びっくりしました」とテレ笑い。無邪気な笑顔はそのままに、大人びた表情や力強い発言なども見せるようになった浅田選手の4年後に期待だ。【東京ウォーカー】

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