関東では、いよいよ今週末にラストチャンスが迫ったお花見。「景気は相変わらず厳しいけど花見ぐらいパ〜ッと…」と考えている人も多いと思うが、ウェザーニューズが実施した「全国お花見調査」によると、日本人のお花見の予算は、1人当たり2177円。県別に見てみると、第1位と第47位ではなんと1252円もの開きが出たという。
「1回のお花見の予算は?(交通費&食費)」との質問をした結果、日本人1人当たりのお花見の予算は2177円。これを都道府県別に見てみると、最も予算が高かったのは青森県で2760円! 2位以下は、鹿児島県の2696円、栃木県の2647円、北海道の2604 円、宮城県の2573円と続く。やはり、桜の名所が多い県ではそれだけ花見にかける予算も高いよう。一方、奈良県は1886円、富山県は1723円、徳島県は1550円と、こちらは反対に低め。最も“花見にお金をかけない”県は長崎県で1508円だった。第1位と第47位では、1252円の開きが出た結果となり、こんなところにも県の特性が出ているようだ。
男女別で見てみると、男性は2530円、女性は2080円で、男性は女性よりも約500円多いという結果に。「好きなお花見スタイルは?」というアンケートでも、男性は「桜の下で宴会を楽しむ」という意見が多いのに対し、女性は「昼間にお花見散策」や「通勤・通学中にお花見」など、何かをしながらのついでに花見を楽しむという意見が多く、この辺りの違いも金額に影響しているのかも。
最後に、「お花見に合う飲み物と言ったら?(複数回答可)」「お花見に合う食べ物は?(複数回答可)」との質問をしたところ、飲み物では、「ビール」と「緑茶・抹茶」が、食べ物では「手作り弁当」と「おにぎり」が圧倒的な支持率を獲得。
これも男女別に見てみると、食べ物では男性女性ともに「手作り弁当」と「おにぎり」の人気が高かったものの、それ以外で見てみると、男性は「焼き鳥」、女性は「お団子などの和菓子」に人気が集中。飲み物も男性は「ビール」が、女性は「お茶・抹茶」が一番人気となり、男性は焼き鳥にビール、女性は団子にお茶の組み合わせでお花見を楽しんでいることがあらためて分かった。
いずれにしても関東エリアでの今年の花見は、今週末がラストチャンスの模様。お金をかける派・かけない派、ビール派・お茶菓子派など、自分のスタイルで散り行く桜を楽しんでみて! 【東京ウォーカー】
※調査概要:株式会社ウェザーニューズが、ウェザーニューズの携帯電話サイト等の利用者を対象に4月2日〜4日の期間調査したもので、合計2万4926人(男性37%、女性63%)の有効回答をまとめた結果