大河ドラマ「龍馬伝」(NHK)の放送を機に、空前の坂本龍馬ブームが到来している。そこで、龍馬を敬愛する歴ドル・美甘子(みかこ)さんがセレクトした、龍馬にゆかりのある“いま行くべき公園”ベスト3を紹介!
【ベスト3】北浜川児童遊園(東京都品川区)
東京で龍馬像が見られるのはココだけ! 高知の桂浜に立つ銅像と、同じたたずまいの坂本龍馬像が立つ公園だ。黒船来航の際、江戸湾警護の一員として若き日の龍馬が過ごした場所として伝わり、その縁で04年に高知市より寄贈された。「ここで龍馬さんは巨大な黒船を見て、新しい時代が訪れたことを肌で感じたそうです」(美甘子)
【ベスト2】中央区立十思(じっし)公園(東京都中央区)
龍馬に影響を与えた吉田松陰最期の地。園内には辞世の碑など、松陰ゆかりの石碑が3基ならぶ。ちなみに、松陰と龍馬が出会うことはなかったが、松陰の思想を受け継ぐ志士を介して影響を受けたとされている。「史実にはありませんが、龍馬伝のように下田で松陰先生と龍馬さんは出会っていたかもしれませんね」(美甘子)
【ベスト1】旧岩崎邸庭園(東京都台東区)
龍馬の盟友・岩崎弥太郎ゆかりの地。岩崎家の繁栄を伝える豪華な庭園と、迎賓館として用いられた西洋木造建築の洋館などが見られる岩崎本邸跡だ。弥太郎の意志を継いで、息子の久彌が建てた同邸の敷地内には、当時、20棟以上の建物があったそうだが、現存するのは洋館・和館・撞球室(ビリヤード場)のみ。スイスの山小屋を模した撞球室は注目だ。「海外交易で世界を飛び回ることを志した龍馬さんの夢を継いで、弥太郎さんは海運業で財を成しました。それを受け継いだ長男の久彌さんが建てたのがこの本邸洋館です。華美な建物から弥太郎の成功をうかがい知ることができますね」(美甘子)
龍馬ゆかりの地で幕末に思いをはせるお出掛けって、なんだかロマンチック! 歴ドル・美甘子さんオススメの公園で、のんびり過ごす休日はいかが? 【詳細は東京ウォーカー4月6日発売号に掲載】