新生活の準備や衣替えで昨年買った服を出したときに、「生活は変わっていないのに、なんだか体形が変わったかも?」と感じた経験はないだろうか。
味の素株式会社(以下、味の素)が行った「体形変化」についての調査によると、プレ更年期・更年期世代の女性の多くが、生活を大きく変えていないのに少しずつ体重や体形が変化していく「じわ太り」を実感しているという。
今回は、「年齢のせいだ」とあきらめる前に知っておきたい「じわ太り」の原因や、無理なくできる撃退法について専門家が語ったイベントの様子をレポートする。
8割の女性が実感!「じわ太り」の正体とは?
味の素が全国の35〜59歳の女性800人を対象に行った調査によると、67.5%が「若いころと同じ生活をしていても太る」と回答。
特に注目したいのは、「変化のスピードが遅い」「原因がわかりにくい」「生活環境は変わっていない」という3点で、体重増加につながるような大きな生活の変化がないにもかかわらず、プレ更年期・更年期世代の約8割(※)が「じわ太り」を経験していることが判明した。
※「体重増加に影響する大きな生活変化はない」の回答者(n=182)を対象に、「体重増加に明確に気づいた瞬間はない」との回答割合を“じわ太り層”と定義し算出。
なぜ、生活を変えていないのに体形が変化してしまうのか。イベントでは、ボディメイクメソッドを発信するYUMICORE代表のYumicoさんと、医師の石原新菜さんをゲストに迎えた、「じわ太り」についてのトークセッションが実施された。
石原さんによると、プレ更年期・更年期世代の体形変化については、加齢によって筋肉量や安静時のエネルギー消費量が低下することに加え、女性ホルモンの減少が関係しているとのこと。また、Yumicoさんは「日々のデスクワークなどによる姿勢の崩れから、内臓の位置が下がってしまうことも変化の原因」と指摘する。
ハードな運動は不要?医師&プロが教える「じわ太り」撃退法
「体形を戻すためには、激しい運動や厳しい食事制限が必要」と思いがちだが、忙しい毎日ではなかなか続かないもの。Yumicoさんによると、「正しい姿勢と深い呼吸」を意識するだけで内臓の働きや血流がよくなり、効果が期待できるという。
さらに安静時の対策として、石原さんは「睡眠」と「温活」を推奨。睡眠中もエネルギー消費が行われていることから、しっかり睡眠をとったり、入浴や腹巻きなどで体を温めたりすることが、むくみの軽減につながると説明。
Yumicoさんは、安静時の「呼吸」の重要性にも触れ、「浅い呼吸を改善し、背中まで深く息が入る正しい呼吸を行うことで、運動や無理な食事制限に頼らずとも、燃焼効率アップが見込めます」と語った。
トークセッション後には、Yumicoさんによる、自宅でくつろぎながら、あるいはオフィスで座ったまま手軽にできる「じわ太り撃退ストレッチ」も披露。以下のとおりに試してみよう。
「背中のストレッチ(胸郭のストレッチ)」
内臓のスペースを確保し、内臓がのびのび働ける状態をサポート。
(1)椅子に座ったまま、両手を伸ばした状態で組む。
(2)背骨を丸め、両手を遠くへ伸ばす。
(3)鎖骨に組んでいる手を当て、胸を押し出し、脇を後ろに閉める。
(4)(2)と(3)を10往復行う。
「お尻のストレッチ」
股関節を動かすことで、下半身の血流をアップ!
(1)椅子に座ったまま、左膝に右足の足首を乗せる。
(2)右肘で右足を押さえる。
(3)左方向に上半身を倒していき、お尻の側面が伸びるように、右脇と右踵を近づける。
(4)もし難しい場合は、両手を足に乗せ、前に体を倒す。
(5)(1)〜(3)を10往復行い、逆も10往復行う。
「背面のストレッチ」
裏もも、背面をストレッチすることで、全身がバランスよく使われる状態へ。
(1)床に座り、右手で左足の土踏まずをつかむ。
(2)裏ももが伸びるよう、膝を伸ばす。
(3)(2)の状態のまま、後ろに転がり左肘を床につけたり、足を遠くに蹴り出しながら起き上がる。
(4)(3)を10往復行い、逆も10往復行う。
「前もものストレッチ」
体積の大きい前ももの筋肉を伸ばすことで、エネルギー消費を促す。
(1)左向きに寝転び、右膝裏に右手を回す。
(2)左膝を後ろに曲げ、左手で左足の甲を持つ。
(3)左前ももが伸びるよう、右手は膝裏を持ったまま足を伸ばしお腹に近づけ、左手は左甲を持ってお尻へ近づけ、引っ張り合う。
(4)(1)〜(3)を10往復行い、逆も10往復行う。
また、同日には味の素のサプリメント「カプシEX(R)」の製品発表会も行われ、“新たな代謝ケアの選択肢”として紹介された。日常のエネルギー代謝の中で最も多く消費されるのは安静時(約60%)だそうで、安静時のエネルギー消費の向上をサポートしてくれる、日本初の機能性表示食品だ。「日々の活動量が少ない」と感じる人の手軽なケアとして、取り入れやすいアイテムとなっている。
加齢とともに体が変化していくのは自然なこと。だからこそ、自分の体の状態を知り、無理のない範囲でケアをしていくことが大切だ。深い呼吸を意識したり、簡単なストレッチを取り入れたり、ときにはサプリメントの力を借りたりしながら、ポジティブに楽しんでみてはいかがだろうか。
※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。