【バンコクWalker 番外編1】バンコクからすぐに行ける観光スポット・古代都市『アユタヤ』

九州ウォーカー

4回目のリポートを迎える今回は、バンコク市内から北へ、76kmほど離れたアユタヤの遺跡巡りを紹介しよう。

タイの中央部に位置し、チャオプラヤー川とその支流に囲まれたアユタヤは、栄華を極めたアユタヤ王朝ロマンがいまも息づく古代都市。木の根と絡まった仏像が有名な「ワット・プラ・マハート【写真1】」や、3人の王の遺骨を納めた「ワット・プラ・スィ・サンペット【写真4】」などの遺跡が点在し、ゾウの背中に乗って各所を巡るツアーもある。

遺跡巡りのあとは、アユタヤ名物の菓子「ロティサイマイ」で糖分を補給しよう。ロティサイマイは飴を細い糸状に延ばしたもので、綿菓子のような食感。ウートン通り沿いにはロティサイマイ屋が軒を連ね【写真8】、まるで、そば打ちのような菓子作りの工程【写真7】を見ることができるので、ぜひ足を止めて見学してみてほしい。

甘いものだけじゃ物足りないという人には、とっておきのグルメ情報を伝授しよう。2009年5月にオープンしたアユタヤ・クローン・サブア水上マーケットは、水上ステージの伝統芸能【写真11】を見ながら、タイの屋台料理【写真9】を食べることができる、昔ながらの農村を模したテーマパーク。入口で入場料を支払い、施設内で使える金券を購入したら、ラーメンやトム・ヤム・クン、パッタイ(タイ式焼きそば)などの好きな料理をチョイスすればOK。タイムードあふれる雰囲気のなか、ショータイムを観賞しながらゆっくりと食事を味わえる。

次回は、いよいよ最終回。タイ有数のリゾート地・パタヤにスポットライトを当てます。

【福岡ウォーカー/加藤 真】

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