発達障害が理解されにくいワケとは?当事者が自分自身を赤裸々分析「あのときの私は…よくないね…」!?【作者インタビュー】

東京ウォーカー(全国版)

発達障害が理解されにくいワケを自分で考えてみた はじめに画像提供:(C)春野あめ/竹書房

「はかりの上に物を置かないでね」基本的なことを注意されただけなのに「攻撃的な言葉を言われた」「責められた」と感じてしまい、泣いてしまう。ちょっと注意しただけなのに泣かれてしまい、相手はびっくり!春野あめ( @AmeHaruno )さんの「発達障害が理解されにくいワケを自分で考えてみた」の「case.04 ちょっとした言葉を攻撃と感じる」をXに投稿すると大きな反響があった。今回は本書を紹介するとともに、発達障害である自分と向き合い特性を理解する難しさについて春野さんにインタビューした。

【漫画】本編を読む

事例と理由、臨床心理士監修の対処法まで描く

【漫画】本編を読む画像提供:(C)春野あめ/竹書房

発達障害が理解されにくいワケを自分で考えてみた はじめに(2)画像提供:(C)春野あめ/竹書房

発達障害が理解されにくいワケを自分で考えてみた はじめに(3)画像提供:(C)春野あめ/竹書房

「この作品に興味を持ってくれた方のほとんどは、たくさん傷ついてきた方たちばかりかと思います。そんな方たちにとって、少しでも助けになったり、癒やしになったりしたらいいなあと思います」とコメントを残してくれたのは、自身の特性と向き合った体験談を描いた本作「発達障害が理解されにくいワケを自分で考えてみた」の作者・春野あめさん。

本作は、そんな春野さんが当時の編集担当からの「当事者の思考回路を知りたい、知って納得できると周りとの関係も変わっていくのでは…?」という提案をきっかけに制作がはじまる。春野さんに当時のことを伺うと「私自身、自分が周りの人たちを振り回した経験を包み隠さずに描くことは勇気がいりましたが、『発達障害についてもっと詳しく描きたい』『知ってほしい』という気持ちがあったので、引き受けることにしました」と教えてくれた。

春野さんが実際に体験し、起こしてしまった対人関係のトラブルを中心に紹介しているという本作は、それをもとに当時の思考回路や発達障害自体の特性について解説したり、さらには"どうすればコントロールしやすいか"という解決に関する工夫や考え方にも触れている。「どんな考え方を持って、どんな生き方をしてきたのか、どんなことに傷ついてきたのか、一歩一歩自分を知っていくことが大切だと思っています。今回の漫画は、自己理解のちょっとした足しにしてもらえたらうれしいです」と春野さん。

赤裸々な体験談と強い思い、1つの特性に対しての理解を深めるためにもぜひ一度読んでみてほしい作品である。

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取材協力:春野あめ(@AmeHaruno)

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