【略奪女】「諦めてくださいねぇ」彼氏を奪った女の勝利宣言!?強烈な女のマウントに読者騒然!スカッと逆転劇は起こるのか!?【作者に聞く】

東京ウォーカー(全国版)

彼氏を奪った後輩と式を挙げる、元彼の修一。夏野ばな菜(@NatsunoBanana)

営業事務として働く中里すみれは、ある日突然窮地に立たされていた。提出したデータに最新資料の内容が反映されていないことを鬼頭課長から厳しく追及されていたのだ。しかし、その様子を少し離れた場所から見つめ、口元に笑みを浮かべている女性がいた。総務課の芹那である。すみれはまだ知らなかった。この出来事が、さらに大きな裏切りの序章にすぎなかったことを――。

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突然突きつけられた残酷な現実

鬼畜が地味子を誘ったら_P01夏野ばな菜(@NatsunoBanana)

鬼畜が近寄ってくる…!!夏野ばな菜(@NatsunoBanana)

鬼畜が地味子を誘ったら_P03夏野ばな菜(@NatsunoBanana)

すみれには3年前から交際している恋人がいた。結婚を前提に付き合い、将来に向けて資金も積み立てている。順風満帆な関係だと信じて疑わなかった。ところが、待ち合わせ場所に現れたのは彼氏だけではなかった。そこには会社の同僚である芹那の姿もあったのである。

混乱するすみれを前に、芹那は突然「修一さんと別れてくださぁい」と涙を浮かべる。そして彼氏も「そういうわけだから…ごめん」とひと言。あまりにも一方的な言葉に、すみれは「そういうわけってどういうわけ!?」と怒りと困惑を募らせるが、2人は追い打ちをかけるような発言を続けていく。

笑顔の奥に潜む悪意

本作『鬼畜が地味子を誘ったら』を手掛けたのは、夏野ばな菜 (@NatsunoBanana) さん。作中で芹那は、「女を磨いてくださ~い」「修一さんのことはあきらめてくださいね」「修一さんの友人紹介しますよ?」など、相手の心をえぐるような言葉を次々と投げかける。

こうしたセリフについて夏野ばな菜さんは、「そんなつもりじゃなかったんですぅ、親切心から言ったんですよぉ!という言い訳ができる言い回しを意識しました」と語る。

さらに、「芹那の小賢しさを表現するにはどうしたらいいか何度も考え、もっとこうしたいと修正を重ねた結果です」と制作秘話を明かした。描けば描くほど「憎たらしいキャラだけど、もっとゲスにしたい」と感じるようになり、不思議と愛着まで湧いてきたという。

元彼たちのその後は読者の想像次第!?

読者からは「もっと痛い目に遭ってほしかった」「ざまあ展開が見たかった」という声も上がった。しかし夏野ばな菜さんは、あえて明確な制裁を描かなかった。

「結婚式でも主役を持っていかれたような終わり方ですが、その後の2人はきっとギクシャクしていくと思います」と話す一方で、その未来を具体的には描かなかった理由について、「読者の皆さんそれぞれに物語の続きを想像してほしかったから」と説明する。

すべての答えを提示するのではなく、その後の人生を読者に託す。そんな余韻の残るラストを目指したそうだ。「市中引き回しの上ハリツケまで考える人もいるかもしれませんね(笑)」と笑いながら語った。

強烈なキャラクターが生む物語

現在、夏野ばな菜さんは「ジャンプルーキー!」でリーマンラブコメディ漫画『SSS』を連載中。そのほか企業漫画や子ども向け学習図鑑の挿絵など幅広く活動している。

読者の怒りや悔しさを引き出しながらも、最後まで目が離せない展開を描いた本作。芹那という強烈なキャラクターが残した爪痕は、それだけ深かったのかもしれない。

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■取材協力:夏野ばな菜(@NatsunoBanana)

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