メニューにミネラルウォーターが載っているレストランで「無料の水でいいです」とオーダーする男性を描いた、ゐさん(@irk_hrk)の漫画「水でいいです」は、公開時点で7万5000いいね、1万4000リポスト、900件以上のコメントが届き、大きな反響を呼んだ。
日本の一般的な飲食店では、水は無料で提供されることが多い。漫画の男性もその感覚のまま、有料のミネラルウォーターなどを頼まず、故意に「無料の水がいい」と注文する。さらに「パンのおかわりもない」「水がなくなったのに聞きにもこない」と怒り気味だ。同行する女性は、これが「店側の無言の抗議」だと認識し、さりげなくドリンクをオーダーするよう促すが、男性は「おかわりください!」と恥の上塗りをしてしまう。
読者から賛否両論の嵐!「大人の常識」とは
本作を読んだ人からは「マナー違反とまではいかないが気持ちのよい行動ではない」「礼儀に欠ける」という声がある一方で、「店側の無言の抗議、勉強になる」「こういうのを知る機会ってなかなかない!」と、マナーを学ぶよいきっかけになったというコメントも寄せられた。
本作はテレビ番組でも取り上げられ、さまざまな意見が飛び交った。メディアでの反響についてゐさんは「いろんな人に読んでもらえてうれしいです。みなさん私の漫画と同じ体験をしていたり、飲食店経営者の方の意見があったりしてとても有意義です。メディアで取り上げていただく際も、また違った視点での感想が知れて勉強になります」と語る。
高級レストランで無料の水を頼む男性の設定について聞くと、「野暮な方かなぁ?でもフジテレビ『ワイドナショー』で、立川志らく師匠がこの漫画を読んでくださって『野暮も突き通せば粋』と言っていました」と振り返った。また、コメント欄で盛り上がっている読者に向けては「おいしそうなレストランのメニュー表を載せている方がいるんですが、どこのレストランなのか教えてほしいです」とお茶目に語っている。
男女問わず共感を呼ぶ日常の切り取り
ゐさんはそのほかにも、日常のあるあるや推し活、恋活、婚活、美容漫画などをXやnoteで発表している。女性向けの作品が多い印象も受けるが、「男性支持でバズった『理想の陰キャ君と、現実の陰キャ』などもありますので、男女問わず読んでいただけたらうれしいです。note限定の作品は、クオリティを上げてページ数多めで出しています」とアピールする。
コロナ禍を経て復活した飲み会文化への若者の本音を描く「復活すんな、飲み会文化」や、推し活のリアルに迫る「推し活の闇」など、現代社会の一場面を鋭く切り取るゐさん。今後の活躍からも目が離せない。
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