「事故物件、住みます」入居したホラー漫画家に想定外の問題が!!「出ていってください」←まさかの住人トラブル発生!?

東京ウォーカー(全国版)

「その部屋はあまりおすすめは…」と不動産業者が口を濁す物件――「事故物件」。どんなに安い賃料でも普通の人なら住みたくないいわく付きの事故物件に、あえて入居を希望する男がいた。その男の正体は、売れないホラー漫画家。“ホラー”漫画家という職業柄、平気なのかと不動産業者も納得し、無事に入居が決まるのだが、この男はあることを失念していた…!!男にとって霊障よりも深刻な問題となる“あること”とは一体…!?

【漫画】『事故物件交渉人』を読む

事故物件の体験談を語り始めた(C)江戸川治/ライブコミックス


売れないホラー漫画家・南無夢人(なむ・ゆめひと)。彼には霊感がないのかと思いきや、むしろ逆でゴリゴリの霊感体質だった。はっきりと霊の姿が見え、会話もできるほどの強い霊感の持ち主の彼は「霊など気にならない」と豪語。彼にとって事故物件は何の問題もない“はず”だった。

「家賃が安くていい」と無事(!?)に事故物件へ転居した南無は、引っ越し後に自分が犯したある過ちに気づく。彼は自分の“ある特性”を失念していたのだ…!それは彼が「人と暮らすのが苦手」だということ。もちろん“元・人間”である霊も例外ではなかったから大変。彼はその部屋に住みついている“先住人”である霊に「転居」の交渉を始めるのだったが――。

致命的なミスを犯していた!(C)江戸川治/ライブコミックス


本作『事故物件交渉人』は、『こっちむいてよ!飼育員さん!』の作者である漫画家の江戸川治さんが送る、新感覚ホラーコメディである。本作について、江戸川治さんに話を聞いてみた。

――「事故物件に住むことは平気だけど“人と暮らすのが苦手”だから霊に出ていってほしい」という発想が斬新でした。この設定はどこから生まれたのでしょうか?また、南無というキャラクターはどのように作られたのでしょうか?

事故物件の幽霊を除霊ではなく話し合いで引っ越してもらったらおもしろいかなと思ったことから考えました。南無さんは幽霊がたじろぐような人物像を意識して描いてます。

――本作は1エピソードごとにさまざまな霊が登場しますが、「描いていて特にお気に入りだった霊」や「印象に残っている依頼」はありますか?

お気に入りの依頼は、猫の霊を探してほしいというものです。お気に入りのキャラクターは心霊スポットに居続ける幽霊と、その友達の霊を守る学生です。

――そのエピソード回、ぜひ読んでみたいです!ちなみに、もし江戸川治さん自身が事故物件に住むとしたら、どういう霊となら同居できそうですか?

存在感ゼロで自己主張しない幽霊ならギリ暮らせるかもしれませんが、恥ずかしいのでなるべく幽霊と同居はしたくないです。

自分は出ていかず、霊を転居させようと交渉開始!(C)江戸川治/ライブコミックス

本作は1話ずつ完結して続いていく連作短編で、南無はさまざまな霊と交渉をしていく。「陰湿なストーカーの霊に悩む女性の依頼」や、「幽霊猫のせいで猫アレルギーが出るからなんとかして、という依頼」、「死してなお部屋にひきこもる息子の霊を成仏させてほしい、という母親からの依頼」など各話、個性的な話で紡がれていく。「物件×ホラー×コメディ」という3つの要素が掛け合わされた新感覚ホラーコメディの世界観をぜひご堪能あれ。

【漫画】『事故物件交渉人』を読む

取材協力:江戸川治

1エピソードずつ完結する形で短編連載中!(C)江戸川治/ライブコミックス


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