福岡県糟屋郡の県道68号は、“龍”の付くラーメン店が多いことから、通称“ドラゴンロード”と呼ばれている。そのラーメン激戦区に、“NEO豚骨ラーメン”を掲げて新たに参戦したのが「博多 明膳(めいぜん)」(糟屋郡宇美町)。
熟練の凄腕大将と若きスタッフが試行錯誤を重ね、濃厚濃密などっしり感がありながらも、臭みのない食べやすさを兼ね備えた全く新しい一杯が完成。趣向を変えた「明膳」と「極」の2種類のラーメンは、スープをブレンダーで再乳化させ、よりマイルドな味わいだ。スタンダードな「明膳」は油を抑えたあっさり、「極」はこってりした1杯でガッツリ濃厚派にもおすすめ。
ラーメンには、福岡県産の小麦「ラー麦」で打った細麺を使用する。スープとよく絡み、茹でのびしにくいのが特徴。醤油ダレで煮込み、しっかりと味を染み込ませたチャーシューものる。
宇美町を本店に、全国展開も目指す気鋭店だ。
【おすすめの一杯!】極ラーメン(637円)。定番の豚骨「明膳ラーメン」に、背脂、マー油、辛味ダレを加えた一杯。濃厚でまろやかなスープが細麺によく絡む。半熟煮卵(108円)など、トッピングも豊富。
【ラーメンデータ】 <麺> 細 / 角 / ストレート(90g) <スープ> タレ:醤油 / 仕上油:なし / 種類:豚骨
[ 博多 明膳 ] 福岡県糟屋郡宇美町光正寺1-9-27 / 092-410-0925 / 11:30~14:30(LO14:00)、17:30~22:30(LO22:00)、土曜、日曜11:30~22:30(LO22:00) / 不定休 / 24席(カウンター6、テーブル6、 座敷12)
九州ウォーカー編集部