名古屋発・ボイメンが“ガンガン”進化中!?新シングル「進化理論」MV撮影では○○にもチャレンジ

東京ウォーカー(全国版)

ボイメンがそろってYW(“Y”okohama "W"alker)ポーズ!(C)KADOKAWA 撮影=後藤利江


東海エリアを中心に、全国で活躍中のボイメンことBOYS AND MEN。東海在住の10名で構成された、学ランスタイルがトレードマークのグループだ。近年は、全国ネットのテレビ番組や媒体にも数多く出演し、知名度も上昇中。2016年のメジャーデビュー以降、全シングルがオリコンデイリーシングルランキング1位を獲得、第58回日本レコード大賞 新人賞を受賞するなど、多くの輝かしい功績を残している。

2018年5月9日(水)リリースのシングル「進化理論」(通常盤)


そんな彼らが、2018年5月9日(水)にニューシングル「進化理論」をリリース。現在放送中のテレビアニメ「新幹線変形ロボ シンカリオン」(TBS系、毎週土曜7:00~)の主題歌で、アップテンポで疾走感のある曲調と前のめりでキャッチーな歌詞が彼らのイメージにぴったりだ。

――今回リリースする「進化理論」はどんな楽曲ですか?

水野 勝(以下 水野)  今回、テレビアニメ「新幹線変形ロボ シンカリオン」とのタイアップで、アニメの世界観とコラボしているのが特徴です。アニメで流れるのがきっかけで小さい子にも興味を持ってもらえるように、“ガンガンズダンダン!”と曲のはじめからキャッチーな擬音が入っています。“毎日熱くベスト記録更新”という歌詞があるんですが、これは子供だけじゃなくて大人も含めて伝えたいメッセージで、”日々前向きに進んでいくことって、難しいけど大事だよね”ってという意味が込められた、ポジティブソングです。

本田剛文(以下 本田)  カップリングの曲も含めて、擬音が多いかもしれませんね。

土田拓海(以下 土田)  カタカナがたくさん!

小林 豊(以下 小林)  「かましてこうぜテッペン」の“ドドスコバンバンバンyeah”とかね(笑)

田村侑久(以下 田村)  あ~確かに!全部前向きなボイメンぽい曲だよね

――パフォーマンスで気にかけていることは?

平松賢人(以下 平松)  今回は、老若男女に愛してもらいたい!という思いから「とにかくわかりやすい!」をテーマにしています。たとえば曲の頭の“ガンガンズダンダン!”のところは、アニメ中の変身シーンに合わせているんです。サビもそうで、新幹線…つまり電車のシュポシュポしてる動作をイメージしています。みんなで踊れるように簡単で覚えやすくなっているから一緒に踊ってほしいな~。

――「新幹線変形ロボ シンカリオン」はみなさん見ているんですか?

全員  (勢いよく)はい!

勇翔  (テンション高めに)全部見てます!

本田  お~~ヒートアップしてきた!

勇翔  アニメ好きとしてはね!シンカリオンの公式Twitterをこまめにチェックしたりして…あ、そういえばツイートしたら公式Twitterからリツイートされたんですよ!!

田中俊介(以下 田中)  主題歌を歌うって決まる前から、遠征に行く時とかにJRの駅でシンカリオンのポスターは見たことあって知ってたんです。

本田  去年の青森の遠征の時とかには、知ってましたね。

田中  だから、決まった時は「あ!あの時のだ~!!」ってうれしかったです。

――まだ公開はされていませんが、MVももう撮影が終わっているとお伺いしました。

水野  はい。全体的に疾走感あふれる感じに仕上がっています!全力ダッシュしたり、ね?吉原。

吉原  “光のスピードで~”という歌詞の、僕と勝の2人のパートがあるんですけど、その撮影が朝イチで全力ダッシュだったんです。

水野  人がいない時間に撮らなきゃいけないっていうのもあって、朝早かったんですよ。

吉原  寝起きでストレッチする間もなく「よーい、ドン!」だったよね(笑)。

水野  そうそう(笑)。ほかにも、アクロバットなシーンもあれば、シンカリオンの近未来的な世界観に合わせた“瞬間移動”の演出もあって、スタイリッシュでかっこいい!ただ…ボイメンらしくそこはかっこいいだけじゃ終わらない。ちゃんとオチがあります!

辻本  おれはかなり寒い思いしてます!いつも通り“ハダカ多め”です(笑)。

本田  パルクールはみんな初挑戦だったよね。今までやったことのないようなかっこいい動きにも注目してほしいです。

田村  先生がめちゃくちゃいい人だった!メンバー1人ずつできることをちゃんとその場で考えて、教えてくれたんです。

水野  勇翔はずっとやってみたいって言ってたよね。

勇翔  うん、やってみたかった。

辻本  でも、俺とのシーンではだいぶ苦戦しとったよ(笑)。手をついて段をかっこよく降りるシーンで転んで膝から流血してた!そんな難しい動きじゃなかったと思うんやけど…(笑)。

勇翔  なんかね、段を降りるだけじゃなくて、手を付くのが難しかった。

辻本  しかもカットされたっていう(笑)。

全員  (笑)

インタビューは終始なごやかな雰囲気。MV撮影時のパルクールに勇翔は苦戦?(C)KADOKAWA 撮影=後藤利江


田村  ロケが多かったよね。全部1日で撮ったんですよ!

田中  けっこう遅くまで撮影しててヘトヘトになった時に、社長が鯛焼きを差し入れしてくれたんです。あの鯛焼きめちゃくちゃ旨かった!

土田  糖分が補給されたよね。あ!あと、お弁当も豪華だった!焼肉弁当!!それで頑張れたよね。

――栄養補給をしながら、頑張れたということですね。

水野  スタジオでの収録も時間をかけて撮影しました。何十回も踊ったね。

吉原  ダンスパート、かなりかっこいいよね。

田村  スモーク使ってね!レーザー光線みたいなエフェクトがあったりとか。

土田  CGも使われるんですが、僕たちもまだ完成系を見ていなくて…。どうなっているのか楽しみです!

――リリースイベントも開催されていますが、印象に残っていることはありますか?

田村  今回、アニメ主題歌っていうこともあってか、今までよりも親子ファンの方が増えたんです。シンカリオンのおもちゃを持って来てくれるお子さんとお父さんとか。

本田  鉄道が好きないわゆる“鉄”の方もアニメキッカケで知ってくださったみたいで、ライブで盛り上がってくれていたのもうれしかったですね。ボイメンの輪がより広がった感じがします。

2018年2月1日には、名古屋・矢場町に専用劇場「BM THEATER」「NDP Studio」がオープン。彼らの思い入れのある作品「ホワイト☆タイツ」を上映した。

――先日、劇場がオープンしましたが、公演を終えていかがでしたか?

水野  2012~2014年の約2年間、同じ場所に「NDP Studio」があって、毎日のように公演していました。お客さんが10人いかないころから始まって、閉鎖される直前はありがたいことにお客さんが入らないくらい来てくださるようになるまで過ごしてきた僕たちにとってはかけがえのない場所でした。そんな劇場が拡大しつつ復活するというのは、すごく感慨深かったですね。

本田  約3年半ぶりに、いつも使ってた裏口エレベーターに乗った時、ちょっとジーンとしましたね。

水野  エレベーターは変わらんね。楽屋はびっくりするぐらいきれいになって感動しました!前は物置みたいな楽屋だったんで(笑)。

専用劇場が復活!快適な楽屋に大興奮(C)KADOKAWA 撮影=後藤利江


小林  メンバー全員で会場内ツアーしたもんね(笑)。

水野  鏡とライトもあって……

本田  兄さん!冷蔵庫も付いてました!

水野  そうそう、冷蔵庫も付いて……

本田  モノ冷やせるんや!って思った。

平松  楽屋にエアコンも付いたんですよ~!!前は窓を開けても汗ぐっしょりだったのが懐かしい。

辻本  様変わりしてびっくりしたよね!

吉原  オープンして「ホワイト☆タイツ」を上演させてもらったんですが、今回は僕らだけでなく、研究生も一緒に出演したんです。お芝居や歌、ダンス「すべてが初めてて、何をやったらいいかわからない!」という子もたくさんいて、社長や、僕らに怒られたり教えてもらったりしながら奮闘していました。僕も、ボイメンに入って数ヶ月のころ「ホワイト☆タイツ」の舞台に立たせてもらった時、同じような状況だったな~と思い出しましたね。懐かしかったし、原点に戻れました。「原点に戻る」って、言うのは簡単だけど実際にやろうと思うと難しいじゃないですか。だから、すごく自分にとってはありがたい経験でしたね。

――原点に戻りつつも、着実に1歩ずつ前に進まれていますね。先日、結成当時からずっと夢に掲げていた「ナゴヤドーム」での公演が発表されました。

水野  「夢が大きすぎ」「無理でしょう」と言われても、諦めずに無謀な挑戦をしていくのがボイメンのあるべき姿だなと思っています。今回「ナゴヤドーム」の公演が決まったことは、素直にとてもうれしかったです。夢が目標に変わった瞬間でしたね。今までの最高キャパ1万人の4倍、4万人を目指すという大きなミッションに向けて、さらに頑張っていかないとな、と身が引き締まりました。

田中  やはり不安な気持ちはでかいんですよね。

全員  (うなずく)

田中  だけど、ボイメンは応援してくれている皆さんと手を取り合って、たくさんのことを乗り越えてきたグループなんです。今回も、とてつもなく大きな壁であることは間違いないんですけど、それを皆さんと一緒に乗り越えた時に見られる景色はきっと今まで見たことのないようなすばらしいものだろうなって思うので。今から楽しみです。またみんな号泣するんでしょうね(笑)。

全員  (笑)

話していると仲のよさが伝わってくる。みんなで大号泣する度に絆が深まる!?(C)KADOKAWA 撮影=後藤利江


本田  こればっかりはどうしてもね(笑)。

田村  「ホワイト☆タイツ」でも大号泣しとったもんね(笑)。今回、大きなチャレンジであることは間違いないけど、今まで応援してきてくれた方たちに恩返しができるライブになったらいいなと思っています。

辻本  大きな目標に向けて、1人1人が一生懸命やれることをしっかり全うすることが成功につながると思うので、1日1日を大切に過ごして行きたいです。

平松  「ナゴヤドーム」は演出でできることも無限にあるので、夢が広がりますね。以前ライブでトロッコの演出ができたこともめちゃくちゃうれしかったんです!今回は…火を使いたい!!

全員  おお~~~ッ!

小林  ゆーちゃむは飛びたい!ワイヤーで!

土田  なるほどね!飛ぶとかもできるのか。

水野  そんな夢が広がる「ナゴヤドーム」公演。その公演に向けて、よりみなさんにボイメンを知ってもらうべく、応援してもらうべくチームに分かれての5大都市ツアーも開催するのでぜひそちらにも足を運んでいただけたらうれしいです。

田村  リリイベ(リリースイベント)も全国でやってるのでぜひ遊びに来てね~!!

【写真を見る】はっちゃけまくり!元気いっぱいのボイメン!!(C)KADOKAWA 撮影=後藤利江


新たな一歩を踏み出したBOYS AND MEN。メンバーが出演する映画やドラマが今春は多数公開されるほか、続々と話題作への出演も決定している。今後の活躍からも目が離せない!【取材・文=奥村沙枝奈/撮影=後藤利江】

■プロフィール

BOYS AND MEN(ボーイズアンドメン)。2010年、東海エリア出身・在住のメンバーで結成。通称・ボイメン。歌、ダンス、芝居だけでなくミュージカルも行うエンターテイメント集団で、レギュラー番組は20本以上。先日「ナゴヤドーム」公演が決定。グループ、メンバーカラー、名前は下記。

<YanKee5(ヤンキーファイブ)>水野 勝(みずの・まさる/ゴールド)、田中俊介(たなか・しゅんすけ/シルバー)、田村侑久(たむら・ゆきひさ/水色)、辻本達規(つじもと・たつのり/赤)、小林 豊(こばやし・ゆたか/黄緑) 

水野 勝(みずの・まさる)。メンバーが絶大なる信頼を置くリーダー。周囲に気を配り、場を和ませるために冗談を言うなどおちゃめな一面も(C)KADOKAWA 撮影=後藤利江


田中俊介(たなか・しゅんすけ)。マッチョでクールなのに笑顔がかわいいというギャップの持ち主。熱いハートを秘めた演技派で、数々の作品に出演。主演映画も決定している(C)KADOKAWA 撮影=後藤利江


田村侑久(たむら・ゆきひさ)。ファンとの距離感が近く、サービス精神旺盛。「1人でも多くの人にボイメンを知ってもらいたい」と、時間を見つけてはチラシ配りをする努力家な一面も(C)KADOKAWA 撮影=後藤利江


辻本達規(つじもと・たつのり)。常にハイテンション!ムードメーカーで、体当たりキャラ。スポーツが得意で、負けず嫌い(C)KADOKAWA 撮影=後藤利江


小林 豊(こばやし・ゆたか)。元パティシエで特技は料理。乙女心をメンバー1理解している、女子力高めのオトメン(C)KADOKAWA 撮影=後藤利江


<誠(まこと)>本田剛文(ほんだ・たかふみ/ピンク)、勇翔(ゆうひ/青&白)、平松賢人(ひらまつ・けんと/黄色)、土田拓海(つちだ・たくみ/紫)、吉原雅斗(よしはら・まさと/緑)

本田剛文(ほんだ・たかふみ)。ボイメン1の秀才。MCやレポートで活躍するほか、トークでメンバーを巧みにコントロールする“影のリーダー”(C)KADOKAWA 撮影=後藤利江


勇翔(ゆうひ)。アニメ好きで「シンカリオン」も欠かさず見ている。普段は無口でクールだが、好きなものにはとことん打ち込む熱い一面も(C)KADOKAWA 撮影=後藤利江


平松賢人(ひらまつ・けんと)。ピュアなシャイボーイ。ダンスと歌には絶対的な安定感があり、ダンスリーダーや振り付けを担当することも。カメラ好きで一眼レフを持ち歩いている(C)KADOKAWA 撮影=後藤利江


土田拓海(つちだ・たくみ)。メンバー1のいじられキャラで、通称“決まらない王子”。チャレンジ精神旺盛で「キングオブコント」にも挑戦(C)KADOKAWA 撮影=後藤利江


吉原雅斗(よしはら・まさと)。歌、ダンスはもちろん、書道など芸術的センスは抜群!器用になんでもこなす末っ子キャラ。私服もオシャレ!(C)KADOKAWA 撮影=後藤利江


奥村沙枝奈

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