セブン-イレブン・ジャパンでは、「魚を手軽に食べたい」というユーザーのニーズに対応し、電子レンジなどで手軽に本格的な魚料理が楽しめるセブンプレミアムの「魚惣菜」シリーズの展開を強化中だ。同シリーズの販売数は、年間5000万食を突破(2017年3月~2018年2月)。好評を博している。
セブン-イレブン・ジャパン商品本部デリカテッセン チーフマーチャンダイザーの小澤輝氏は、「セブン-イレブンの『魚惣菜』の販売金額は、毎年継続して伸長となっています。専門店やスーパーマーケットにおいても、魚惣菜の品ぞろえは拡大しており、マーケットは広がっている」と説明。
そんななか同社では、既存商品のリニューアルを都度行い、品質や味を高めているという。ポイントは、「焼きたて」「出きたて」の味が楽しめるというところ。塩と昆布だしで漬け込み、遠赤外線でじっくり香ばしく焼き上げた「セブンプレミアム さばの塩焼き」(280円)や、赤・白のブレンド味噌に、さばから出るだし、すりおろし生姜を加えた「セブンプレミアム さばの味噌煮」(198円)、皮の面から焼いて本来の旨みを引き出した「セブンプレミアム ほっけの塩焼き」(300円)など、食べ応えのある商品を展開している。
セブンプレミアム惣菜は現在、女性や年配ユーザーの購買層が多いということで、若い世代を取り込む工夫についても検討中。今後も、商品の品質と味にさらにこだわり、リニューアルを行っていくそうだ。
Raira