4月1日(日)阪神競馬場で開催されるGIレース「大阪杯」のPR隊就任式が3月27日(火)なんばグランド花月にて行われ、間寛平、ジミー大西、ミサイルマンの岩部彰と西代洋が出席。大阪杯の魅力についてなど、熱い競馬トークを繰り広げた。
勢いよく登場した4人。おもちゃのラッパを手にしたジミーは、いきなり正露丸のCMフレーズを披露。「競馬のファンファーレとちゃうんかい!」と早速のツッコミが。恒例の一発ギャグ「アメマ〜!」をミサイルマンに横取りされた寛平が「俺や!」とツッコミを入れるなど、早速のやり取りに会場は笑い声に包まれた。
大阪杯がGIレースに昇格した昨年にも同所にてPRイベントが開催されており、その時にも出席していたミサイルマン。西代は「去年は芸人が何組か出てたんですけど、今年は我々だけ残ったので、手応えを感じております!」とニンマリ。競馬歴45年の寛平は大阪杯について「GIになったことが嬉しい。G2の時からGIの馬がいっぱい出てましたからね」とコメントすると、すかさず西代が「寛平師匠は吉本で言うと、GI級の芸人ですからね」とヨイショ。それを聞いた寛平も嬉しそうな表情で「皆さん、聞きましたか?!」と観客を問いかけると「昨日までG3の芸人やったんですけどね」と西代にオチをつけられ、観客の笑いを誘った。
競馬好きのジミーは、ミルコ・デムーロ騎手の大ファン。先日の高松宮記念のハズレ馬券を見せ嘆くと、岩部から「(ジミーが)めちゃくちゃ負けたって言うから『いくら買ったんですか?』って聞いたら『500円』って(笑)」とベテラン芸人とは思えない小額での購入を明かされ、恥ずかしそうな表情に。GI昇格となった昨年のレースにも立会った岩部は「去年はすごい数のお客さんがいて、関西全体が盛り上がってるなって感動しました」と振り返る。西代は、競馬ファン以外にもGIレースの凄さがわかるように「(わかりやすく言うと、)なんばグランド花月の出演者みたい。若手、中堅、ベテラン、人気も実力もある馬が揃うレース」と興奮気味に説明していた。
イベント後半では、日本中央競馬会 (JRA) のイメージキャラクター・ターフィーからPR隊就任タスキの贈呈が。ターフィーからタスキをかけられた4人はノリノリ。西代から「この期間中はお酒を飲みに行っても、『大阪杯〜!』て言って乾杯するのがいいんじゃないですか?』と提案。寛平、ジミーもノリノリで、4人揃って大阪杯ポーズを決めてアピールした。
最後の挨拶で寛平は「PR隊長ということもあり、住まいが宝塚で会場が阪神競馬場なんで、(当日は)家からコレ(タスキ)をかけて、走っていきたい」とコメントすると歓声が。会場の予想外の盛り上がりに戸惑いつつ「行きましょうか!」と決断。寛平の若干の動揺を見逃さなかった西代から「師匠の顔、見てください!いらんこと言うてしもたなって顔してる!」と指摘されると、会場が笑いに溢れた。
大阪杯を記念したイベントは、今後も続々開催。3月30日(金)には「大阪杯新喜劇」がなんばグランド花月にて開催される。大阪杯の当日、4月1日(日)には阪神競馬場にてトークショーやお笑いステージが実施され、寛平、ミサイルマンのほか、人気コンビ・和牛も登場。阪神競馬場は春の訪れとともに約750本もの桜が咲き誇るので、おでかけにもぴったり。詳しくはJRAホームページにてチェックを。
【関西ウォーカー編集部/ライター山根 翼】
山根翼