昨年3月に豊洲にオープンした360°回転する円形劇場「IHIステージアラウンド東京」で、劇団☆新感線の『メタルマクベス』の上演が決定。本作は06年に劇団☆新感線と宮藤官九郎が初めてタッグを組み、初めてシェイクスピアに挑んだ作品。原作「マクベス」の世界観は変えず、ハードロックとヘヴィメタルの楽曲で煽る演出によって、前代未聞のシェイクスピア作品として大きな話題となった。
初演から12年。宮藤自らが脚本を書き直し、演出やアレンジも新たにdisc1、disc2、disc3と題した3作が連続上演されることが決定した。7/23(月)に初演を迎えるdisc1には劇団☆新感線を退団して以来21年ぶりに出演する橋本さとしと濱田めぐみ。9月に開幕するdisc2には尾上松也と大原櫻子。そして11月に開幕するdisc3には浦井健治と長澤まさみと、豪華キャストの共演が実現。生まれ変わった「メタルマクベス」は必見だ。
取材・文/田中隆信
週刊東京ウォーカー+編集長 野木原晃一