「アート」というと難しそうだが、絵画を飾ったギャラリーカフェや音楽がテーマのカフェなら、お茶を片手に装飾やBGMの一環として親しむことができる。そんな絵画や映画などを鑑賞しながらお茶を楽しめる、逗子、横須賀、北鎌倉のギャラリーカフェ3つを紹介しよう!
映画から広がる、逗子の地域カルチャーの発信基地 「CINEMA AMIGO」
お茶や食事と共に映画を鑑賞できる、全国でも希少なシネマカフェ「CINEMA AMIGO」。館長の長島 源さんが選んだ作品を1日5回、毎日上映(※イベント等で休映あり)、鎌倉のクリエーターも多く集うカフェだ。
メニューは日によって種類は替わるが、フードは約5種、スイーツが約3種、ドリンクが約15種、アルコールが約6種あり、すぐ隣の「AMIGO MARKET」で先に注文することができる。
「映画ならば音楽、映像などさまざまなテーマでカルチャーを発信できる」と2009年に開業。ミニシアター系、音楽系、ドキュメントなど多彩なジャンルをゆっくり座って鑑賞できる、ここには逗子、葉山、鎌倉のクリエーターも多く集う。
お茶を飲みながら自由に閲覧できる絵本専門店 「うみべのえほんや ツバメ号」
2013年にオープンした横須賀初&唯一の絵本専門店、「うみべのえほんや ツバメ号」。国内外の絵本約1,000冊が並び、お茶を飲みながら自由に閲覧できる。2階のギャラリーでは演奏会や希少な原画展なども開催している。メニューは、フードが約3種、スイーツが約9種、ドリンクが約20種あり、店主・伊東ひろみさんの手作りだ。
温かいもてなしに癒され、眺めてるだけで楽しい絵本に囲まれれば、時間を忘れて夢中になること間違いない。
アーティストであるオーナー自身の絵が展示される、北鎌倉の 「Gallery&Cafe 伊左衛門」
2015年にオープンした隠れ家風ギャラリーカフェ 「Gallery&Cafe 伊左衛門」。オーナーの小野田拓真さんは、鎌倉在住のアーティストで、緑を望む店内に展示されるのは自身の絵のほか、写真や古道具など多彩。
メニューは、フードが約5種、スイーツが約5種、ドリンクが約10種、アルコールが約2種。その中でも、「伊佐衛門カレー」(540円)はオーナーの母上のレシピを再現したもの。どのメニューも手ごろなのが魅力で、人気のカレーなどと共に緑に囲まれ、のんびりオーナーの作品を鑑賞したい。
オーナーの作品に限らず、茶道家だったオーナーの祖母の茶道具や、実家に残る200~300年前の古文書などが展示されることがある。
のんびりアートを鑑賞しながらお茶を飲む。そんな贅沢な時間を、体験してみては?
横浜ウォーカー編集部