子供たちにサッカーの楽しさを伝える横浜F・マリノスのホームタウン活動、「サッカースペシャルキャラバン」。1999年以降、コーチ陣により行われてきたサッカー普及活動に、今年度より選手も参加。その第1回目となる22日は、港北市内の小学校3校に選手が2人ずつ訪れた。中村俊輔選手と波戸康広選手は横浜市港北区内の城郷(しろさと)小学校を訪問し、体育館で子供たちとサッカーボールを使った遊びなどを楽しんだ。
中村選手と波戸選手が体育館に入場すると「キャーッ!」と子供たちが大興奮。キラキラと輝いた目で子供たちが見つめる中、中村選手は「みんなで楽しくがんばりましょう」、波戸選手は「元気よくがんばりましょう」とあいさつした。ボールを使ったチーム対抗リレーでは、「キャーッ」という声が体育館に響き渡るほど大盛り上がり。子供たちの頭の上を通るシュートを2人が披露した時は、そのスピードにさらに大きな歓声があがった。
体を動かしたあとは、選手への質問タイム。「何歳からサッカーを始めたんですか」「好きな食べ物は何ですか」など、元気よく子供たちが質問。「どんな技ができるんですか」という質問には、中村選手がリフティングを披露して返した。
参加した子供は、3年生の男女100人。「かっこよかった」「シュートすごかった」と、あこがれの選手との対面を喜んでいた。選手も子供たちとの触れ合いを楽しんだようで、中村選手は「元気をもらえた。サッカーをあまり知らない女の子たちにも知ってもらえるいい機会」とコメントした。
「サッカースペシャルキャラバン」は、5月、6月にも行われる予定だ。【横浜ウォーカー】